【小説】The Book jojo's bizarre adventure 4th another day JUMP j BOOKS

乙一【著】, 荒木飛呂彦【原作】

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2011/12/17
• JAN: 9784087032550

商品レビュー

2025/11/10

4部の主要キャラクターたちがそれぞれの長所を活かした活躍で杜王町の事件を解決する…私が特に4部が好きである理由が詰め込まれていた作品でした。
最後の最後でお、億泰〜！！と叫びたくなるほどの億泰節を見せつけられて読みながら動揺してしまいました。もう長らくアニメも漫画も見返していませんが、改めて彼はこういう人だったな…と思いました。まさに荒削りというか…。そこがかっこいいんですよね。
ジョジョのスピンオフというよりはミステリーを読んでいる感覚でした。面白かったです。

2025/08/20

全体的にスタンドの使い道が面白いし上手だなと思った作品でした。また、文字だけでもスタンドの脅威や繊細さが伝わる乙一さんの文章には圧巻です。

スタンドによって自分の人生に起こった全てのことを記憶できる能力から、父親への恨みが積もっていく描写も細かく書かれていて面白かったです。主人公が本編のキャラクターじゃないからこそ基礎情報や土台を丁寧に作り上げられているので、読者としても読み進めやすかったです。

血の繋がった妹との子を孕ませることまでして、復讐を完遂させる蓮見琢馬は隙がなく、恐ろしさを改めて感じました。しかし私的には琢馬に同情してしまう部分も多々あり、最後まで嫌いになれない存在でした。

様々な物語がてんてんと繰り広げられていく作品だったため、まだまだ言いたいことはありますがとにかく大神照彦が悪すぎる、胸糞悪すぎると思いました。明里が亡くなったという文字を見た瞬間には、悲しさと悔しさ、憎さで涙が止まりませんでした。

ジョジョスピンオフ作品はどれも面白いですが、今のところthe bookは、4部の生活に潜む恐怖を忠実に再現しながらも、新たなストーリー展開ができていて最も面白い作品だと思いました。

2024/07/09

2024.7.9 読了

最近 ジョジョにハマりまして。
喜んだ息子が「スピンオフの小説あるで」と
買ってきてくれました。

まぁまた ジョジョ特有の奇妙な世界でした。

時々 メタな発言もあったりで
ムフフ。。。と笑えるとこもあったり。