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死者のための音楽 MF文庫ダ・ヴィンチ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2011/12/22 |
JAN | 9784840143288 |
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死者のための音楽
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死者のための音楽
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商品レビュー
3.7
50件のお客様レビュー
耳の聞こえない母が魅せられた、死の間際に聞こえる美しい音楽。古い井戸の底に住む謎の美女。全てを黄金に変える廃液を垂れ流す工場……。 親と子の絆を描いた怪談七編。 怪談専門誌『幽』で無冠デビューをはたした山白朝子の初著作。初読の作家さんですね。……と思いきや、こちら実は人気作家...
耳の聞こえない母が魅せられた、死の間際に聞こえる美しい音楽。古い井戸の底に住む謎の美女。全てを黄金に変える廃液を垂れ流す工場……。 親と子の絆を描いた怪談七編。 怪談専門誌『幽』で無冠デビューをはたした山白朝子の初著作。初読の作家さんですね。……と思いきや、こちら実は人気作家・乙一さんの別名義での作品です。 雰囲気は昔放送していたまんが日本昔話の怖い回。もしくは、小泉八雲の『怪談』のような、恐ろしくも寂しく、どこかノスタルジックな雰囲気。幻想怪談と表現するとイメージに近いかなと思います。 親子交互の語りで進行していく表題作の『死者のための音楽』が、悲しく儚くも愛情に溢れた作品で一番好きです。
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乙一さんの別名義。 「死」にまつわる7編の短編集。 各話ごとに時代設定は様々だったけど、どこか懐かしい昔ばなしを読んでる様だった。 薄気味悪さもあるけど、どちらかと言うと物悲しいお話が多かったな〜。 どれも普通に良かったけど、「鳥とファフロッキーズ現象について」が一番好きでした...
乙一さんの別名義。 「死」にまつわる7編の短編集。 各話ごとに時代設定は様々だったけど、どこか懐かしい昔ばなしを読んでる様だった。 薄気味悪さもあるけど、どちらかと言うと物悲しいお話が多かったな〜。 どれも普通に良かったけど、「鳥とファフロッキーズ現象について」が一番好きでした。 乙一さん、ほんとに多才!!
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「長い旅のはじまり」☆☆☆ 「井戸をおりる」☆☆☆☆ 「黄金工場」☆☆☆☆ 「未完の像」☆☆☆☆ 「鬼物語」☆☆☆☆ 「鳥とファフロッキーズ現象について」☆☆☆☆ 「死者のための音楽」☆☆☆☆ 昔話風に語られる短編を読んでいると、夏目漱石の『夢十夜』を思い出した。 どの物語も美...
「長い旅のはじまり」☆☆☆ 「井戸をおりる」☆☆☆☆ 「黄金工場」☆☆☆☆ 「未完の像」☆☆☆☆ 「鬼物語」☆☆☆☆ 「鳥とファフロッキーズ現象について」☆☆☆☆ 「死者のための音楽」☆☆☆☆ 昔話風に語られる短編を読んでいると、夏目漱石の『夢十夜』を思い出した。 どの物語も美しさと怖さを併せ持った作風で、おどろおどろしいだけではない独特のホラーの世界観になっている。 もの悲しい作品ばかりだが、後味が悪くならないのはさすが着地の上手い乙一。 現代が舞台となっている「私の頭が正常であったなら」の方が好きではあるが、この昔話風の作品も好きだ。 『エムブリオ奇譚』も読んでみよう。
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