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秋月記 角川文庫17179
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秋月記 角川文庫17179

葉室麟【著】

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秋月記 角川文庫17179

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/12/22
JAN 9784041000670

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商品レビュー

3.8

49件のお客様レビュー

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2013/09/06

長編

この作家の作品を初めて読みました。 立派な出来だと思います。悪いところはありません。 巻末の解説で、縄田一男氏は藤沢周平氏の名前を出していますが、私は吉川英治氏の宮本武蔵を思い出しました。 私は吉川英治氏の熱心な読者では無く、宮本武蔵も途中までしか読んでいません。 当分、...

この作家の作品を初めて読みました。 立派な出来だと思います。悪いところはありません。 巻末の解説で、縄田一男氏は藤沢周平氏の名前を出していますが、私は吉川英治氏の宮本武蔵を思い出しました。 私は吉川英治氏の熱心な読者では無く、宮本武蔵も途中までしか読んでいません。 当分、この作家の作品も読まないんだろうなと思いました。 好みというものなので仕方ありません。

いけだ

2024/09/29

 こんど福岡県朝倉市秋月に行くので読みました。秋月の大人気カフェのオーナーさんから、秋月に来るなら読んどくといい、とこの本を教えていただきました。  時代小説なので、なんで?、と思いましたが、読み終わった今なら最高の秋月ガイドであるとわかります。小説なのでひとの名前も覚えられて、...

 こんど福岡県朝倉市秋月に行くので読みました。秋月の大人気カフェのオーナーさんから、秋月に来るなら読んどくといい、とこの本を教えていただきました。  時代小説なので、なんで?、と思いましたが、読み終わった今なら最高の秋月ガイドであるとわかります。小説なのでひとの名前も覚えられて、秋月のすべてがつまっているかんじです。  小説のストーリーは実在のひと、架空のひとの混合です(普通の時代小説)。主人公は秋月藩の藩士、間小四郎(あいだこしろう)さんです。ストーリーのところどころに、これでもかと秋月が盛り込まれています。  三方に山、清流あり街道交わる風景、名所である石の橋の建設秘話、葛が秋月の特産になった裏側にある悲しき物語など、巧みに組み込まれています。  ほんとうにこれを読めば秋月通になれそうです。秋月に行くのが楽しみになりました。  メインのストーリーもおもしろかったです。前半は小四郎さんの少年・青年時代、逃げない男、になるんだとがんばります。「友情・努力・勝利」の少年ジャンプです。  後半は、秋月藩という組織の中で敵対勢力と闘います。お金がからんだりして、その姿は半沢直樹にも重なりました。「少年ジャンプ+半沢直樹」おもしろくないはずがありません。  そんな小四郎さんに、秋月の実在した有名人がからみます。例えば、ジェンナーより6〜7年早く種痘法を確立した緒方春朔さん、とか、旅する男装の女流漢詩人さんとか。もう秋月版大河ドラマですね。  それから、小説なんでほんとかどうか分かりませんが、藩士のひとたちの行動パターンが新鮮でした。  特におもしろかった行動が「うわさ話をする」です。やたらと人んちに行ってうわさ話をしてました。  うわさ話が広まって、みんなが「あゝそうなんだ~」となったらハイ!うわさの当人は悪人決定!ってかんじです。陥れるために計画的にやったりします。  よく見ていた水戸黄門なら悪人の手下の自白とか、現場に踏み込んで悪事確定でしたけど、なんとなく悪人にされるかんじです。これは今もいっしょか。SNSの誹謗中傷は直接だけど、こちらは間接的で戦略的な誹謗中傷かな。フェイクとかあるし、いつの時代も大変ですね。  あと、いろんな流派があって、◯◯流◯◯、とか枝分かれするやつ、みんな好きですね。日本の伝統をくむブクログレビューにもあるんでしょうか。

Posted by ブクログ

2024/07/28

義母からいただいたので、読みました。ジャンル的には余り読まない時代小説ですが、この本を通して人気があるというのも理解しました。生きている時代は違えど、人として武士として生き方として、とても参考になりました。

Posted by ブクログ

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