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警備員日記
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 太田出版 |
発売年月日 | 2011/12/10 |
JAN | 9784778312831 |
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警備員日記
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
巷で話題になっている「交通誘導員」を入手できるまで(図書館の貸出し予約待ち)ずいぶん時間がかかりそうなので、代わりに手に取ってみたら結構おもしろい本でした。60歳を過ぎると警備と掃除ぐらいしか再就職のあてはないとはよく言われることだけど、警備と言っても業務の大半は交通誘導であろう...
巷で話題になっている「交通誘導員」を入手できるまで(図書館の貸出し予約待ち)ずいぶん時間がかかりそうなので、代わりに手に取ってみたら結構おもしろい本でした。60歳を過ぎると警備と掃除ぐらいしか再就職のあてはないとはよく言われることだけど、警備と言っても業務の大半は交通誘導であろう。車に乗っているとしょっちゅう遭遇する「片交」の奥深さにはとりわけ感じ入った。
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- ネタバレ
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サラッと読み終えたけど長く記憶に残る物語。 著者は1946年生まれで今は73歳。警備員をやってたのは五十代半ばの頃だそうだから15年くらい前、大体2004年頃の話か。 日々あちこちで見掛ける警備員も過酷な仕事で、氷雨の中でも傘はおろかフードも被れないから首筋からの雨の侵入で身体の冷えとか、夏の酷暑の中での誘導とか とても自分には勤まらない。 そんな底辺の職場には様々な曲者が集まっているのだが、主人公の著者は、ある日師匠と呼ぶに相応しい人物と出会う。どんな世界にもクズも居れば尊敬出来る人物も居る。 警備員になることは無いが、 どんな仕事にもスキルの向上と責任感で自分を高めることが辛い仕事の励みになる。楽をしようとかサボることばかり考えていると仕事は余計辛くなり卑しくなる。 どんな業務でも仕事を通じて人生を切り拓く可能性や姿勢を信じることの尊さを感じた。
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社会からこぼれた大人たちのリアルな日常。底辺に片足を突っ込んだ時のその独特の感覚。副業で警備員をやったことがある人間なら共感に絶えない。
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