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現代日本の私立小学校受験 ペアレントクラシーに基づく教育選抜の現状 学術叢書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 学術出版会/日本図書センター |
| 発売年月日 | 2011/11/01 |
| JAN | 9784284103350 |
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現代日本の私立小学校受験
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
どのように自分たちの入試を考えるかのために読み始めたのだが、保護者をどうとらえるかということを考えさせられた。社会学や社会調査を基盤とした本を読むと、自分がいかに一般から離れた「偏った」人間かを自覚させられたり、思い込みで思っていることがまちがっていることを知らされる。本書でもい...
どのように自分たちの入試を考えるかのために読み始めたのだが、保護者をどうとらえるかということを考えさせられた。社会学や社会調査を基盤とした本を読むと、自分がいかに一般から離れた「偏った」人間かを自覚させられたり、思い込みで思っていることがまちがっていることを知らされる。本書でもいくつかそういうことがあった。もちろん、実感をうらづけられることもおおかったのだけれど。 一番、思ったのは私立小学校を受験させた親たちは、その受験行動をかなり肯定的にとらえていること。つまり、受験というメリトクラシーを肯定的にとらえていることがわかる。 ただし、本書は2011年刊行であり、調査はそこから数年さかのぼる。この2011年あたりから、また、受験は転換しており、引き続きの調査が必要だと思った。
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序章と終章を読んで大体の議論の展開を理解したが、結論が少々物足りない感じがある。小学校進学後の受験競争の回避の戦略としての私立小学校受験から、小学校進学後の受験競争の準備の戦略が多くみられることから、ボトムアップ型社会からプルトップ型社会に日本の教育が移行しているのではないかと...
序章と終章を読んで大体の議論の展開を理解したが、結論が少々物足りない感じがある。小学校進学後の受験競争の回避の戦略としての私立小学校受験から、小学校進学後の受験競争の準備の戦略が多くみられることから、ボトムアップ型社会からプルトップ型社会に日本の教育が移行しているのではないかと議論をしているが、この議論をするうえでの証拠が足りない感がある。。プルトップ型は福地(2008)が議論する理念系で、確かに新自由主義のエリート主義教育の典型例でもあるが、小学校受験の親の傾向のみから日本の教育自体がプルトップ型に移行しているとは結論付けられない。親の教育戦略がそうであって、教育制度自体がそのような家族を後押しするように変わっている証拠を提示していないから、著者のこの結論付けのロジックは甘いと感じる。また、小学校進学後の受験競争の準備する家庭が多いということは過去のデータと比べて議論をしているわけではないので、実際にこのグループが増えたのか減ったのかはワンショットでとられたこのデータからは証明出来ない。 しかしながら近年の小学校受験の全貌を解き明かそうとした問題関心と、議論は教育社会学全体に大きく貢献するものであると思う。
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