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アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う 英国パラソル奇譚 ハヤカワ文庫FT
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アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う 英国パラソル奇譚 ハヤカワ文庫FT

ゲイルキャリガー【著】, 川野靖子【訳】

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アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う 英国パラソル奇譚 ハヤカワ文庫FT

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/12/09
JAN 9784150205409

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アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う

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商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

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2024/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらずのドタバタ劇、魅力的な登場人物たち。 アレクシアの妊娠が発覚、本来起こらないはずの事が起こった為に、マコン卿には疑われ、ゴシップに叩かれ、吸血族には命を狙われる。 旅の目的は、汚名返上。目指すはテンプル騎士団。すごいストーリー。

Posted by ブクログ

2019/06/27

相変わらず長くておもしろい☆でも今回はわたしの体調不良のせいか、読解力不足のためか、なぜ突然アケルダマ卿が失踪したのか、なぜ突然イタリアに行くのか、わかりませんでした。お腹の子はなんなのかなぜ執拗にアレクシアは狙われるのか、わからないことだらけでした。妊娠のおかげで突然夫や実家、...

相変わらず長くておもしろい☆でも今回はわたしの体調不良のせいか、読解力不足のためか、なぜ突然アケルダマ卿が失踪したのか、なぜ突然イタリアに行くのか、わかりませんでした。お腹の子はなんなのかなぜ執拗にアレクシアは狙われるのか、わからないことだらけでした。妊娠のおかげで突然夫や実家、世間に見放されて最初は読むのが辛かったのも原因かも。とにかく最後の最後であっという間に原因はわかります。あーそうなんだーと思いながら読了。 それにしてもいつものごとく脇キャラが良い!男装の麗人ルフォーやフルーテの立ち居振る舞いが好きです☆ それからアイヴィの聡明さにニヤリ( ̄▽ ̄)おバカに見せかけて実は…なとこが好き☆ 反対にランゲにはいちいちカチンときた。雌標本って呼び方とかチビ迷惑ちゃんを切り開くとか。 続編も楽しみたい☆

Posted by ブクログ

2018/11/13

 シリーズ3作目。  本当によくキャラクタが動く作品で面白い。  本作は、フルーテとルフォーが良かったなー。  パラソルの隠し武器が珍しく活躍してたのにおおっと思ったけど、後半では、相変わらずの打撃武器になっていて、なんだやっぱりかとニヤッとしたりした。  個人的には、アイヴィ...

 シリーズ3作目。  本当によくキャラクタが動く作品で面白い。  本作は、フルーテとルフォーが良かったなー。  パラソルの隠し武器が珍しく活躍してたのにおおっと思ったけど、後半では、相変わらずの打撃武器になっていて、なんだやっぱりかとニヤッとしたりした。  個人的には、アイヴィの愛らしさの造形が素敵だなと思う。可愛らしさだけが取り柄の、愚かな若い女性という印象を意図的に演出し、その影で冷静に状況を判断して適切な対応を取ることが出来る、実は怜悧な女性であるという演出は、まあ王道ではあるのだけど、致命的に帽子のセンスが悪すぎるという特異な性質を紐付けることによって、単にステレオタイプなキャラクタという役割を脱却してると思う。それ以外のキャラクタ達が、ことごとくステレオタイプであるからこそ、そこから脱却している少数のキャラクタたち(アイヴィの他に、主人公のアレクシアくらいしかいないような気がする)が映えてくる。といっても、ステレオタイプにはステレオタイプの魅力も勿論ある。知的で優雅な「ベータ」であるライオールとか、寡黙でミステリアス、しかし忠実で頼れる執事のフルーテ、男装の麗人であり第一線の科学者でもあるルフォー、粗野で乱暴なのだけど、妻への愛情に溢れ?気あるマコン、奇抜なファッションリーダで陽気でありながらも洗練された上流階級の振る舞いを完璧に身に付けているアケルダマなどなど、ほんと筆舌に尽きしがたいほど、「立った」キャラクタ達が次々と出てくるのにはただただ圧倒される。そして、冒頭でも述べたように、とにかく出てくるキャラクタ達が活き活きと動きまくるので、もうそれだけでお腹いっぱいになるくらいに楽しく読み進むことが出来る。  そして、キャラクタ達の魅力が縦糸とすれば、横糸にはよく練られたストーリィが張られ、それぞれが複雑に絡まりあって、物語が紡がれていく。いろいろなことがシリーズを重ねるたびに明らかになっていき、それに伴って作品の奥深さがぐんぐんと増していくのが素晴らしい。始まった当初は、まさかこんなに重層的で多岐に渡るほどの物語が展開されるとは思ってもみなかった(もっと軽薄な作品だと思っていた)ので、この展開は嬉しい驚き。  自作以降でも、さらに物語は深みを増していく気配なので、続刊が楽しみ。

Posted by ブクログ

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