アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
相変わらずのドタバタ劇、魅力的な登場人物たち。 アレクシアの妊娠が発覚、本来起こらないはずの事が起こった為に、マコン卿には疑われ、ゴシップに叩かれ、吸血族には命を狙われる。 旅の目的は、汚名返上。目指すはテンプル騎士団。すごいストーリー。
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相変わらず長くておもしろい☆でも今回はわたしの体調不良のせいか、読解力不足のためか、なぜ突然アケルダマ卿が失踪したのか、なぜ突然イタリアに行くのか、わかりませんでした。お腹の子はなんなのかなぜ執拗にアレクシアは狙われるのか、わからないことだらけでした。妊娠のおかげで突然夫や実家、...
相変わらず長くておもしろい☆でも今回はわたしの体調不良のせいか、読解力不足のためか、なぜ突然アケルダマ卿が失踪したのか、なぜ突然イタリアに行くのか、わかりませんでした。お腹の子はなんなのかなぜ執拗にアレクシアは狙われるのか、わからないことだらけでした。妊娠のおかげで突然夫や実家、世間に見放されて最初は読むのが辛かったのも原因かも。とにかく最後の最後であっという間に原因はわかります。あーそうなんだーと思いながら読了。 それにしてもいつものごとく脇キャラが良い!男装の麗人ルフォーやフルーテの立ち居振る舞いが好きです☆ それからアイヴィの聡明さにニヤリ( ̄▽ ̄)おバカに見せかけて実は…なとこが好き☆ 反対にランゲにはいちいちカチンときた。雌標本って呼び方とかチビ迷惑ちゃんを切り開くとか。 続編も楽しみたい☆
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シリーズ3作目。 本当によくキャラクタが動く作品で面白い。 本作は、フルーテとルフォーが良かったなー。 パラソルの隠し武器が珍しく活躍してたのにおおっと思ったけど、後半では、相変わらずの打撃武器になっていて、なんだやっぱりかとニヤッとしたりした。 個人的には、アイヴィ...
シリーズ3作目。 本当によくキャラクタが動く作品で面白い。 本作は、フルーテとルフォーが良かったなー。 パラソルの隠し武器が珍しく活躍してたのにおおっと思ったけど、後半では、相変わらずの打撃武器になっていて、なんだやっぱりかとニヤッとしたりした。 個人的には、アイヴィの愛らしさの造形が素敵だなと思う。可愛らしさだけが取り柄の、愚かな若い女性という印象を意図的に演出し、その影で冷静に状況を判断して適切な対応を取ることが出来る、実は怜悧な女性であるという演出は、まあ王道ではあるのだけど、致命的に帽子のセンスが悪すぎるという特異な性質を紐付けることによって、単にステレオタイプなキャラクタという役割を脱却してると思う。それ以外のキャラクタ達が、ことごとくステレオタイプであるからこそ、そこから脱却している少数のキャラクタたち(アイヴィの他に、主人公のアレクシアくらいしかいないような気がする)が映えてくる。といっても、ステレオタイプにはステレオタイプの魅力も勿論ある。知的で優雅な「ベータ」であるライオールとか、寡黙でミステリアス、しかし忠実で頼れる執事のフルーテ、男装の麗人であり第一線の科学者でもあるルフォー、粗野で乱暴なのだけど、妻への愛情に溢れ?気あるマコン、奇抜なファッションリーダで陽気でありながらも洗練された上流階級の振る舞いを完璧に身に付けているアケルダマなどなど、ほんと筆舌に尽きしがたいほど、「立った」キャラクタ達が次々と出てくるのにはただただ圧倒される。そして、冒頭でも述べたように、とにかく出てくるキャラクタ達が活き活きと動きまくるので、もうそれだけでお腹いっぱいになるくらいに楽しく読み進むことが出来る。 そして、キャラクタ達の魅力が縦糸とすれば、横糸にはよく練られたストーリィが張られ、それぞれが複雑に絡まりあって、物語が紡がれていく。いろいろなことがシリーズを重ねるたびに明らかになっていき、それに伴って作品の奥深さがぐんぐんと増していくのが素晴らしい。始まった当初は、まさかこんなに重層的で多岐に渡るほどの物語が展開されるとは思ってもみなかった(もっと軽薄な作品だと思っていた)ので、この展開は嬉しい驚き。 自作以降でも、さらに物語は深みを増していく気配なので、続刊が楽しみ。
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アレクシア女史シリーズ第3弾。 amazonでは7日発売表記だけど、職場近くの書店では9日入荷でやっとゲット!
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原書名:Blameless 著者:ゲイル・キャリガー(Carriger, Gail) 訳者:川野靖子
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前回、ソウルレスのアレクシアと人狼のマコン卿との間には子供が出来ないはずと不貞を疑われて実家に帰ったアレクシア。 反りの合わない実家でなんて、じっとしていられるはずもなく、安住の仮寓を探します。ところが、彼女の子供がマコン卿との子だと信じてくれた?!吸血鬼たちから命を狙われ…ロ...
前回、ソウルレスのアレクシアと人狼のマコン卿との間には子供が出来ないはずと不貞を疑われて実家に帰ったアレクシア。 反りの合わない実家でなんて、じっとしていられるはずもなく、安住の仮寓を探します。ところが、彼女の子供がマコン卿との子だと信じてくれた?!吸血鬼たちから命を狙われ…ロンドンを離れることに。 行き先は、彼女が妊娠可能だという資料を持っていそうなテンプル騎士団の本拠。つまりイタリア。 暗殺者を躱し、フランスからイタリアへの大旅行の末、彼女は望む証拠と、夫からの謝罪を手に入れることは出来るのでしょうか。 身重だと言うのにアレクシア、大変な大旅行。お腹の赤ちゃんは大丈夫かしらと、他人事ながら活劇にハラハラしますが…まあそこはそれ。 彼女を研究しようと命を狙うテンプル騎士団に囚われても、彼女の振る舞いはちゃんと貴婦人。大冒険に、ちょっとクラシックな戦い方になかなか賑やかではありますが、殺伐としていないので、安心して笑って読むことが出来ます。 マコン卿との愛の顛末は…いえ、世界一かわいい痴話喧嘩は、ご自身で結末をどうぞ。 バラすの野暮なんですもの。 やっぱりね。両思いは正義です。はい。 次ではアレクシア、ママになってるかしら。どこかふんわり優しい、ロマンス小説のようでパンクSFな面が盛りだくさんの本シリーズ、そこらの少女小説やスチパンコミックに飽きた諸氏・諸嬢に、ぜひご覧頂きたいです。 ちょっと憂鬱で不機嫌な日曜。 退屈なんか吹き飛ばしてくれますよ。
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今巻は前回の終盤に妊娠が発覚し、それを知ったマコン卿によって追い出されたアレクシアが「反異界族」について調べ、加えて自身の潔白を証明するためにイタリアを訪れる話。 今回もアレクシアが奔放に動いてハラハラドキドキした、そしてアレクシアを喪失したマコン卿のダメッぷりとそれをフォ...
今巻は前回の終盤に妊娠が発覚し、それを知ったマコン卿によって追い出されたアレクシアが「反異界族」について調べ、加えて自身の潔白を証明するためにイタリアを訪れる話。 今回もアレクシアが奔放に動いてハラハラドキドキした、そしてアレクシアを喪失したマコン卿のダメッぷりとそれをフォローしようと奮闘するライオールの苦労人ぶりが読んでいて面白かった。また今回は様々な事が明らかとなり次はどうなるのだろうと引き込まれた。 次巻はマコン卿とライオールの過去について描かれるようなので期待したい。
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シリーズ三作目。 イギリスからイタリアへ。 スケールの大きな冒険小説みたいな感じ。 ライオール、チャニング、フルーテと主役じゃない方々が大活躍。 続きが気になる終わり方。
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このシリーズは面白い。この世界を堪能するには人類と異界族、反異界族、それに人狼(狼族)とヴァンパイアの関係について理解が必要になる。 半異界族のアレクシアと異界族人狼のリーダー子なるとの間に子供ができる。しかしその子供は魂盗人らしい。ヴァンパイアのアケルダマ卿は宰相となりそのド...
このシリーズは面白い。この世界を堪能するには人類と異界族、反異界族、それに人狼(狼族)とヴァンパイアの関係について理解が必要になる。 半異界族のアレクシアと異界族人狼のリーダー子なるとの間に子供ができる。しかしその子供は魂盗人らしい。ヴァンパイアのアケルダマ卿は宰相となりそのドローンであったビフィは人狼に…。テンプル騎士団まで登場する。
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前作のラストで衝撃の事態が起こり、夫に捨てられたアレクシアは、みずからの潔白を証明するためにイタリアへ。 ライオール教授大活躍でとても嬉しい!
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