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七夕の国(文庫版)(1) 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/12/15 |
JAN | 9784091961174 |
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七夕の国(文庫版)(1)
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
ヒストリエを読んだ時、この連中はいつ変身するのだろうと、つい寄生獣のような展開を期待してしまったのだが、当然そんな話にはならなかった。 しかし今回はまた違うよねと思ったらそうでもなかった。 まだまだ謎だらけではあるけど、これは期待できそうな話。
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- ネタバレ
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民俗学的な要素があるものが好きだと言ったら友人が勧めてくれた作品。 丸神の里にしか伝わらない能力、手が届くものと窓の外が見えるもの。 村の人間は能力(手が届くもの)を怖れているけれど、南丸は有効に使えないかと思案する。能力を持っていたとしても、あくまで道具であると言い切れる南丸とそうではない人々。植え付けられた畏怖は多くの大人達の中にこびりついている。本人達はそのコミュニティが如何に狭いかに気が付かない。 この村にいなくたって、誰だって狭い世界で、何かに囚われながら生きているのかもしれない。でも中にいるとそれに気づきにくい。南丸は見方を変えなさい、もっと広く世界を捉えなさい、と言う。 りんごの国だと、主人公は続く連鎖を止めようと必死になる訳だけど、こっちは受け入れて利用しようとするアプローチの違いが良い。 村の人は結局失われた丸神山をすぐに元に戻して、祭りも行うエンドがかなり好き。そう簡単になかったことにはならないもんね。 力を使い続けたときの、【神のようなもの】に近づいていくデザインが好き。力を使わないと印が消えていくのはうーん、って感じだったけどまあ細かいことはいっか。
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