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七夕の国(文庫版)(1) 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2011/12/15 |
| JAN | 9784091961174 |
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七夕の国(文庫版)(1)
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
作品紹介・あらすじ 地に足がついた本格伝奇SF! 平凡な大学生、南丸洋二。就活をひかえながら、のんびりと唯一の特技、念力による穴空けに精出す日々。だが、彼の微細な超能力ははるか、時を超え戦国の世の「丸神の里」と結びついていた! ごく普通の大学生の日常から、壮大な歴史伝奇SFへと...
作品紹介・あらすじ 地に足がついた本格伝奇SF! 平凡な大学生、南丸洋二。就活をひかえながら、のんびりと唯一の特技、念力による穴空けに精出す日々。だが、彼の微細な超能力ははるか、時を超え戦国の世の「丸神の里」と結びついていた! ごく普通の大学生の日常から、壮大な歴史伝奇SFへと広がっていく高揚感、スケール感は、ちょっと類を見ない物! 主人公ののんびり、ノンポリ感とうらはらに物語は急展開を告げる! 解説、推薦に今、大人気の思想家、内田樹氏を迎えた 岩明均の傑作を文庫で一気にご堪能あれ! 【編集担当からのおすすめ情報】 内田樹氏も面白いと太鼓判!改めてその読み応えを感じます!
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ヒストリエを読んだ時、この連中はいつ変身するのだろうと、つい寄生獣のような展開を期待してしまったのだが、当然そんな話にはならなかった。 しかし今回はまた違うよねと思ったらそうでもなかった。 まだまだ謎だらけではあるけど、これは期待できそうな話。
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- ネタバレ
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民俗学的な要素があるものが好きだと言ったら友人が勧めてくれた作品。 丸神の里にしか伝わらない能力、手が届くものと窓の外が見えるもの。 村の人間は能力(手が届くもの)を怖れているけれど、南丸は有効に使えないかと思案する。能力を持っていたとしても、あくまで道具であると言い切れる南丸とそうではない人々。植え付けられた畏怖は多くの大人達の中にこびりついている。本人達はそのコミュニティが如何に狭いかに気が付かない。 この村にいなくたって、誰だって狭い世界で、何かに囚われながら生きているのかもしれない。でも中にいるとそれに気づきにくい。南丸は見方を変えなさい、もっと広く世界を捉えなさい、と言う。 りんごの国だと、主人公は続く連鎖を止めようと必死になる訳だけど、こっちは受け入れて利用しようとするアプローチの違いが良い。 村の人は結局失われた丸神山をすぐに元に戻して、祭りも行うエンドがかなり好き。そう簡単になかったことにはならないもんね。 力を使い続けたときの、【神のようなもの】に近づいていくデザインが好き。力を使わないと印が消えていくのはうーん、って感じだったけどまあ細かいことはいっか。
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