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悪霊(3) 光文社古典新訳文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2011/12/08 |
JAN | 9784334752422 |


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悪霊(3)
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商品レビュー
4.3
25件のお客様レビュー
『悪霊』と聞いてどんな姿を思い浮かべる? 姿があるものと仮定してだけど なんか、むにゃむにゃっとした奴 向こう側がぼんやりと見える半透明で、色は黒っぽいけど、青でもあって、見ようによっては赤っぽくもある 体はなんか剥ぎ取られたカーテンのようで、形はあるようでないような とにかく...
『悪霊』と聞いてどんな姿を思い浮かべる? 姿があるものと仮定してだけど なんか、むにゃむにゃっとした奴 向こう側がぼんやりと見える半透明で、色は黒っぽいけど、青でもあって、見ようによっては赤っぽくもある 体はなんか剥ぎ取られたカーテンのようで、形はあるようでないような とにかくでっかくてゆらゆらしていて、何かこう覆いかぶさってくるような で、ギザギザした口と尖った目が付いている 自分が思い浮かべる『悪霊』はそんな姿だ そしてドストエフスキーの『悪霊』もそんな物語だった 別にいいのです 誰にも理解されなくても 『悪霊』はなんかむにゃむにゃっとした悪意のかたまりの物語でした さぁ、ネンイチドスト来年は〜 『未成年』で〜す(サザエさんのエンディングか!) と、その前になにやら「別巻」というのがあるらしい 一応読んでおくかー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いよいよユーリヤ夫人の祭りが開催されて、次々と事が起こる。思惑や行き違いやらで混乱が起きる描写はとても想像しやすかった。ピョートルのことだけは信じてはいけなかったのだ。 3巻では主要人物たちが次々と殺されたり病死したりして少し戸惑った。特に善良と言える人たちが死んでいくことに抵抗感があり、シャートフ殺害のシーンは悲痛ですらあった。生き延びると思われたニコライまでがあんなことになり、最後には虚しさだけが残る。 どういう意図で書かれたものなのか私には分からないが、これまでの生活と人生を捨てたヴェルホヴェンスキーが「許してあげなければ」と繰り返すシーンは胸を打った。
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怒涛のうちに結末を迎えた シャートフやキリーロフ、リーザなどいくらかでも心ある人びとは 無念の死をとげてしまう ステパン氏、最後の貴族世代でのほほんと暮らしていたがそれでも社交術がありそれなりの愛の心があって憎めないところもあった スタブローギンとピョートルの悪辣さ卑怯さ、惨...
怒涛のうちに結末を迎えた シャートフやキリーロフ、リーザなどいくらかでも心ある人びとは 無念の死をとげてしまう ステパン氏、最後の貴族世代でのほほんと暮らしていたがそれでも社交術がありそれなりの愛の心があって憎めないところもあった スタブローギンとピョートルの悪辣さ卑怯さ、惨めさにはむかむかする ドスト氏、来たるべきソビエト時代の根幹を描いた彼の最高傑作
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