伊能忠敬 コミック版世界の伝記9

キヤマミチアキ【漫画】, 星埜由尚【監修】

• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2011/11/28
• JAN: 9784591126516

商品レビュー

2023/07/04

想像よりも目で見たものが正しい。
50歳から天文学を始めたのが凄い。
何事も遅いということはないんだと思った。

2023/04/18

なんとなくずっと伊能忠敬に興味はあって、子どもと読むのに良さそうなので借りてきた。
日本じゅうを歩きまわった、40代を過ぎてからの新たな人生でも活躍した、あたりが自分が惹かれていた理由か。（しらんけど）

改めて読んでみて、学問への情熱がとにかくすごいし、正確な測量をしようとした志が素晴らしい。
若い頃に成功もして、富も名声も十分かと思えたころに引退し新たに勉強をしたいなんて普通思わない。それまで忙しかった分ゆっくりした老後を送りたい、またはせっかく得た名声を傷つけないように大切に保ちたいと思うのが人情だろう。
それを全て捨てて江戸へ出てゼロからのスタート、しかも当時ではもうおじいちゃんかという年齢。
この攻めの姿勢にまずは痺れた。
そしてその後の測量の旅。当時の装備や設備では歩き続けるだけでも相当負担が大きかっただろうし、夏の暑さや冬の寒さ、食糧なども十分でなかったのではと推測される。苦労をわざわざ買ってまで・・・。
それでもあきらめず測量し、測量できていない場所の地図を想像では作らない。そのポリシーにも感服した。
私ならちょっとくらいいいか、と妄想めいた地図をつくるに違いない。
その妥協を許さない丁寧な仕事が幕府にも認められ、後世にも残っているのだから、この仕事というのは見習うべきところが多いと思う。
彼の情熱・志・仕事への姿勢、もっと知りたくなったので、他の文献もあたってみたいと思う。

2013/10/26

図書館で借りた本。

子供が借りてきた学習漫画。
以前、佐原に行った時に、伊能忠敬の家を見学した（震災後で、外観のみ見学）ことを覚えていたので、興味があって読んでみた。
あの時代に日本地図を作ったこと、それが今の技術で書かれた地図とほとんど変わりないことに、感動しました。

自分も頑張ろうと思えました。