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第2図書係補佐 幻冬舎よしもと文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2011/11/25 |
| JAN | 9784344417694 |

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第2図書係補佐
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4.2
718件のお客様レビュー
一時間ほど南さんと話した日、又吉の話になってちょうど店にある本がこの一冊だった。二二〇円。一時間も喋っていたのにこんなに安い本を一冊きりで申し訳ないな、と思いつつも、その日買ってゆくにはとてもしっくりときた。又吉の本は『火花』『劇場』と読んだが、『人間』はなんとなく読めておらず、...
一時間ほど南さんと話した日、又吉の話になってちょうど店にある本がこの一冊だった。二二〇円。一時間も喋っていたのにこんなに安い本を一冊きりで申し訳ないな、と思いつつも、その日買ってゆくにはとてもしっくりときた。又吉の本は『火花』『劇場』と読んだが、『人間』はなんとなく読めておらず、他のエッセイも手をつけずにいた。それなのできっかけをもらえたのが嬉しかった。買ったのは十月二十二日だという。買ったときのレシートが本の一ページ目に挟まっていた。 「又吉・向井・児玉のあとは寝るだけの時間」の十月二十日放送分を聴く。この番組をまだ数えられるほどしか聴いていないが、段々と耳に馴染んで楽しくなっていた。理由が明確にある。出演者の一人、パンサー向井のラジオ番組『むかいの喋り方』をよく聴いていて、向井のことが相当好きになっていた。それで元々全員好きだったのが、さらによく内容を楽しめるようになった。 『第2図書係補佐』にも向井の出てくる章があった。『ジョン・レノン対火星人』。 「パンサー」というトリオで活動している向井という後輩がいる。僕より六歳若い。 そう書かれてはじまっていた。初出が二〇〇八年一〇月とあり、今とちがう、当時の又吉の視線を感じられる気がしてよかった。時期的に「トリオ3」も「パワープリン」も「キングオブコント2010」も「ピカルの定理」もまだギリギリはじまってないころだと思う。(ちゃんと調べずに書いたので悪しからず)まだ知名度がそれほどなかった頃の二人のエピソードを読めたのはお笑い好きとしては嬉しかった。確かこの後しばらくして、又吉と向井は数年に渡る同居生活をはじめていたはずである。ここには後のサルゴリラ児玉もいて、三人で暮らしていたという。ラジオ番組は、昔一緒に住んでいた三人の番組なのである。庄野潤三の家で夏ごろに、島田さんと又吉の対談がおこなわれたことを九月六日の「夕べ」の会の際に敦子さんから教えてもらった。又吉は次の仕事があったらしく、数時間の滞在ののちタクシーに乗って仕事に向かった。月曜日と言っていたので、きっと向井・児玉とのラジオだと思った。何かが僕との間に微妙に繋がっている気がして細い線が伸びている。 「いつか会える気がするんですよね」 南さんへふいに言っていた。お笑いライブに行って会うとかかもしれないですけど、と続けたら小さく笑ってくれた。僕も誘われるようにして一緒に笑った。
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一つ一つその本の話なんてしていないのがいい。ただ彼の人生にはいつも読書がある。 読書好きは大体は現実逃避。結果論として利点は多々ある。そしてこれはエッセイとして面白い
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「僕が文学に求める重要な要素の一つが、普段から漠然と感じてはいるが複雑過ぎて言葉に出来なかったり、細か過ぎて把握しきれなかったり、スケールが大き過ぎて捉えきれないような感覚が的確な言葉に変えて抽出されることである。」という言葉が印象的だった。読書は外部から新たな感覚を取り入れるこ...
「僕が文学に求める重要な要素の一つが、普段から漠然と感じてはいるが複雑過ぎて言葉に出来なかったり、細か過ぎて把握しきれなかったり、スケールが大き過ぎて捉えきれないような感覚が的確な言葉に変えて抽出されることである。」という言葉が印象的だった。読書は外部から新たな感覚を取り入れることが目的だと思っていたが、それだけでなく、自分の中にある感覚の捉え直しも目的とすることができる、という考えが自分にとって新鮮だったから。 くすっと笑える部分も多くて、やっぱりお笑い芸人の考えることが面白くて好きだなと思った。
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