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ぼくはお金を使わずに生きることにした
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
発売年月日 | 2011/11/26 |
JAN | 9784314010870 |
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商品レビュー
4
155件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◎感じたこと 1年間お金なし生活の過程を読んで感じたのは、お金はあくまで手段の1つだということ。自分でできない場合や再利用できないときに利用するのが本来。しかし、お金が人間を支配してしまったため、お金のために人生が息苦しくなってしまった。自給自足の生活をしている人たちを見ると、自分達で出来ることを増やすことができれば、お金への依存度を減らしていけると感じた。お金に囚われるのではなく、お金を手段として利用するマインドで生きていきたいと思えました。お金に支配されない人間でいたい。 ◎メモ ・人間が行くていくには第一にお金でなく、「良い関係のコミュニティ」「助け合いの文化」「心身ともに健康でいること」「自然や周りへの感謝」の方がもっと大事だと気づいた。 ・お金は本来取引を簡単にするために出来た仕組みなのに、お金によって人間が縛られていってしまっていると最近の世の中を見て感じる。お金はあくまで手段の1つでしかないし、お金に支配されてしまったり縛られるのは良くない。 ・お金で何でも解決できる反面、食べ物や自然、生産者と消費者の距離が遠くなってしまっている。あとはお金で解決しすぎで、生産者への有り難みが薄れていってしまっている。 ・国や会社はお金のために競争をしているし、そういうのを見ていると正直疲れる。もっと大切なことに時間を使いたいと反面教師。 ・お金をたくさん求めれば求めるほど余計に欲しくなる。だから、最初から求めない方がいい。求めたところで幸せそうな人を見たことがない。 ◎参考になるページ 13,15,18,22,28,53,61,109,211.212,268,269.270.272,275
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フリーエコノミー(無銭経済)運動の創始者である著者の、1年間お金を使わない実験生活の記録。 貨幣での等価交換を手放して、知恵と体力と善意の交換で、必要な物を手に入れる。地域社会での善意の交換があれば、環境破壊も経済格差も解決して、持続可能な社会が実現するという。 大事なのは、見...
フリーエコノミー(無銭経済)運動の創始者である著者の、1年間お金を使わない実験生活の記録。 貨幣での等価交換を手放して、知恵と体力と善意の交換で、必要な物を手に入れる。地域社会での善意の交換があれば、環境破壊も経済格差も解決して、持続可能な社会が実現するという。 大事なのは、見返りを求めない無償の提供。 家庭内の家事分担ですらイライラしてしまう、器のちっちゃい私。無償の提供で、もやもやする事はないのかな。知恵も体力も少ないし、地域社会に溶け込めなかったら? 私にとってお金は命綱なのだけど、そう思う事自体が経済社会を前提としている幻想のようなので、考えれば考えるほど分からなくなりました。 ただ、春の訪れや夏のキャンプの描写にワクワクしたので、こういう暮らしへの憧れは人間の本能でもあるのかも、と思いました。
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他のレビューでもあるように、どこかに引きこもって隠居生活をするサバイバル術ではなくて、都心近郊で文字通り「カネなし」生活を送るといった内容です。 この「カネなし」という考え方が私には馴染みがなく、最初は?がいっぱいでしたがどうやら経済の本ということが読み進めて分かっていくと、面白...
他のレビューでもあるように、どこかに引きこもって隠居生活をするサバイバル術ではなくて、都心近郊で文字通り「カネなし」生活を送るといった内容です。 この「カネなし」という考え方が私には馴染みがなく、最初は?がいっぱいでしたがどうやら経済の本ということが読み進めて分かっていくと、面白いと感じることが出来ました。 ペイ・フォワードの精神やカーボンフットプリント、フードマイレージを常に意識している著者の考え方は聡明であり、私も買い物など何か消費を行う際に意識出来ればと思えました。 意識して行動する大切さを学んだように思います。 ただ、本の紹介にある現代の『森の生活』という表現はちょっと言い過ぎに思えます。
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