恋の甘いとこ ドラC

小池マルミ(著者)

• 販売会社／発売会社: コアマガジン
• 発売年月日: 2011/11/25
• JAN: 9784864361576

商品レビュー

2012/02/26

表紙に惹かれて購入。中身の絵と違いはそんなに感じなかった。 でも内容は、薄い・・・。ヤクザものなんだけれど、かなり明るいヤクザもの。サクサク読めて楽しめましたが、心には残らない感じでしたね。絵はとっても気に入っているので今後に期待したいですね♪

2011/11/28

893モノ。短編集で「恋仁義」と「恋の任侠道」は登場人物がリンクしています。
初めての作家さんで、表紙買いです。不安定さはあるけれど好みの絵柄で、体型はガチで漢の♂×♂。よろしい。
「恋仁義」は、テキヤでしのぎを得ている下町893らしき元宮組の組長と、失意のどん底だったところを彼に拾われた木戸。
拾われた恩返しに尽くして尽くしまくる木戸ですが、元宮は本家の幹部に昇格することになり、カタギに戻るようにと言われてしまいます。でも、すでに木戸の元宮に対する気持はもっと別なものに変化していて…という話。エロ甘で読みやすい作品でした。まあ、ありきたりといわれるとそうなんですが、アダルト設定なのにせつない系の話や可愛げあるキャラの性格など、とても魅力的でした。

「恋の任侠道」は、ケータイ用コンテンツだったみたいです。元宮組の上の組織で、次期組長になる極道坊ちゃん征四郎と、彼の教育係を５年間続けてきた野村の話。年下わんこ攻のクール美人眼鏡受。きれいなガチ体型なのがいいです。
夜の部までも坊ちゃんに教育係としてお願いされちゃうという、こちらもエロ甘な内容。年下で同性との経験のない漢っぽい攻が、受にリードをおねだりってのはかなり新鮮。ガチエロっぽいけど、笑えるコミカルなところもあってツボります。

「恋の的中率」は、一変して爽やか。高校生の先輩後輩で、弓道部が舞台。かわいい男の子を描くのも上手いなーと思いました。胸キュン。カバー下に続く。

もっと読みたくて欲求不満、消化不良になりかけましたが、萌えもきちんとあって悪くないです。前後の話があったら、すごく読み応えがあったと思う。次回作、すごく期待しています。