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レーガン いかにして「アメリカの偶像」となったか 中公新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/11/25 |
JAN | 9784121021403 |
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レーガン
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商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
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レーガン - いかにして「アメリカの偶像」となったか (中公新書) 新書 – 2011/11/24 現代史を知る上で熟知すべき人物 2013年5月13日記述 同志社大学法学部教授村の村田晃嗣氏の著作。 朝まで生テレビ等で早口でしゃべる姿が印象的な人物。 10年以上続いた同志社大学学長の八田英二氏に変わり現在の同志社大学学長を務めている。 世も末だ。 ロナルド・レーガン元大統領に関してまとめている本書。 難点をあげるとすると少々映画が多く取り上げられすぎている。 著者の趣味ということもあるのだろうが・・・・ 有名な作品ならともかくあまり知らないものを取り上げるのは難しいと思える。 飛行機嫌いであること(そのため鉄道、自動車内での移動中読書に熱中した・・)やブッシュ親子の大統領当選に間接的に大きな影響を与えたこと(ブッシュJrの当選判決を出した裁判官5人の内4人はレーガン氏が選んだ人物達だった・・・) 立場は違えどオバマ大統領にも影響を与えている人物であるレーガンのことは日本でももっと知られて良いと思った。 本書でも触れられていたけれども断片的にしか知られていないのは問題だろう。 選別的な記憶、過去と現在と未来の架け橋となるタイムマシーン・・など うまくレーガン元大統領を表現している。 いわゆるタカ派のイメージがあるレーガン氏。しかし妥協や包括的な策を多く取った政治家であり共和党内だけではなくアメリカを統合していたのだ。 冷戦を終わらせたのはゴルバチョフとこのレーガン氏がいたからだろう。 もし東西どちらかの大統領が違えばかなり異なる事になったかもしれない。 それを思うと今のアメリカのねじれ議会の現状を見ると妥協のない、決めることの出来ない、 偏狭的な発言、行動が続いており、これでは何も生み出せないのではないかと思えた。
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レーガン大統領の伝記、今まで無かったのが不思議だよ。とはいえ逆に亡くなってから執筆されているので、レーガン退場後のレーガンの影響まで体系的にシルされている。ニクソン辞任後、オバマ当選までレーガンの時代か。なるほど納得
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2011年刊。著者は同志社大学法学部教授。◆党派を問わず、後継がその政治スタイルを模倣せざるを得なかった偶像は、ドサ回りで身につけた処世術の賜物。これは妥協を妥協と見させない姿にも結実。◆こんな読後感の本書は、小さい政府にレーガノミクス、双子の赤字に冷戦終結と単純に論じがちな米国元大統領レーガン氏の評伝。◆良くも悪くも90年代以降の米国や世界政治を規定した人物の来歴が、彼の生い立ちから多様な視点で叙述。◇当然のことだが、レーガンの政策が全てうまくいったわけではなく、その問題点や紆余曲折にも触れられている。 ◇米国保守の範疇でも、宗教的右派と新自由主義的経済の信奉者、さらには軍制服組とでは色あいはかなり違う。そもそもレーガン氏はそれらの接着剤。しかるに、健康不安に苛まれた第二期政権下では、レ政権内部の対立は顕著に。就中、レ後継のパパ・ブッシュ派が、レ政権では反主流派だったとは、世は単純ではないなぁ、との思いが…。◇外交に関し、特にイスラエルとは微妙に揺れ動く関係であった。これは単純に流布されてきた右派・タカ派レーガン像からして意外の感。 ◆一方、レーガンの実像に関して、彼が稀有な読書家(ただし、著者評では自説に都合よい点をつまみ食いしがちな傾向とのこと)で、また優れた記憶力(後のアルツハイマー発症は皮肉)に裏打ちされる弁論術の持主だ、との指摘は、一層意外の感。
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