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3.11 死に神に突き飛ばされる
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3.11 死に神に突き飛ばされる

加藤典洋【著】

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3.11 死に神に突き飛ばされる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/11/19
JAN 9784000230421

3.11

¥220

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2025/08/23

 前半は3.11に関わる、雑誌掲載記事の寄せ集めなので、重複も多くて今ひとつ入り込めなかったが、福島の住民が政府の指示により30キロ圏内に留まり続けるさなか、メディア関係者が一斉に避難していたことを非難するくだりには、激しく同意した。後半多くのページが費やされているのが、アトムと...

 前半は3.11に関わる、雑誌掲載記事の寄せ集めなので、重複も多くて今ひとつ入り込めなかったが、福島の住民が政府の指示により30キロ圏内に留まり続けるさなか、メディア関係者が一斉に避難していたことを非難するくだりには、激しく同意した。後半多くのページが費やされているのが、アトムとゴジラ、祈念と国策で、世界唯一の核兵器被害国でありながら、原発推進を行い、非核三原則を維持する傍ら、原子力技術を進化させて核兵器保有の可能性を保持する国策への論考である。被爆国でありながら、簡単にアメリカの喧伝する原子力平和利用という政策に巻き込まれたのは、被爆者であるからこそ、核の平和利用を祈念せずにはいられない彼らの複雑な心理に言及していて興味深かった。

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2019/01/03

2012.4記。 3.11関連の書籍も速報・記録から「振り返り」に少しずつシフトしているように感じるが、そんな中現代思想ジャンルのこの人の著作を読んでみた。 副題はかなり穏当さに欠けるが、実際に読めばセンセーショナリズムとは無縁であり、こめられた意図は冒頭のほうで説明される。...

2012.4記。 3.11関連の書籍も速報・記録から「振り返り」に少しずつシフトしているように感じるが、そんな中現代思想ジャンルのこの人の著作を読んでみた。 副題はかなり穏当さに欠けるが、実際に読めばセンセーショナリズムとは無縁であり、こめられた意図は冒頭のほうで説明される。 圧巻なのは「祈念と国策」と題された書き下ろし論集。「アトムとゴジラ 祈念と怨念」と題する章で戦後を象徴する二つのアイコンに対話をさせる、という設定およびその内容には、賛否以前に色々考えさせられた。

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2018/10/28

twitterで本人が告知していたので知った。 【要約】 ・「死に神に突き飛ばされる」とは、自分がその鎌の餌食になるのではなく、「お前に用はない、邪魔だからどけ」と言って突き飛ばされるというニュアンスだった。そして、死に神が向かうのは、もっと若く、幼い世代。 ・日本において原...

twitterで本人が告知していたので知った。 【要約】 ・「死に神に突き飛ばされる」とは、自分がその鎌の餌食になるのではなく、「お前に用はない、邪魔だからどけ」と言って突き飛ばされるというニュアンスだった。そして、死に神が向かうのは、もっと若く、幼い世代。 ・日本において原発の平和利用の前提であった「自前の技術開発」、「核燃料サイクルの放棄」。前者はアメリカの思惑があり、後者は「核抑止力」という観点から、いずれも達成できなかった。ここに「秘密主義」「隠蔽体質」が必然的に組み込まれることになった。

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