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ヒストリエ(7) アフタヌーンKC
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ヒストリエ(7) アフタヌーンKC

岩明均(著者)

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ヒストリエ(7) アフタヌーンKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/11/22
JAN 9784063107876

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ヒストリエ(7)

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商品レビュー

4.4

42件のお客様レビュー

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2022/04/07

贖え 始祖たる英雄ヘラクレスの血 慮外者の死体 人々を統べるすべる王族 ぞうとう贈答品 政を思案する時間が削がれる いざの時の折衝 粗相の無いよう

Posted by ブクログ

2017/07/09

アレキサンダー大王が解離性同一障害とは、大胆な虚構ですね。これが後にどのようなドラマをもたらすのか、楽しみです。また、母の姦通相手は理不尽な最後を迎えますが、その容貌がポンペイに残された壁画のアレキサンダー大王像に瓜二つです。実の父親ということでしょう。物語のラストに繋がる重要な...

アレキサンダー大王が解離性同一障害とは、大胆な虚構ですね。これが後にどのようなドラマをもたらすのか、楽しみです。また、母の姦通相手は理不尽な最後を迎えますが、その容貌がポンペイに残された壁画のアレキサンダー大王像に瓜二つです。実の父親ということでしょう。物語のラストに繋がる重要な布石が打たれました。

Posted by ブクログ

2016/02/10

 アレクサンドロスの二重人格の謎はすぐに開かされている。第2人格ヘファイスティオンはヘビが嫌いだからヘビの痣を白粉で塗ってしまう。ただそれだけのこと。なぜ第2人格が出てきたのか、それは母オリュンピアスが関わっている。  種々の種明かしは済んでしまうので、むしろこの二重性によってア...

 アレクサンドロスの二重人格の謎はすぐに開かされている。第2人格ヘファイスティオンはヘビが嫌いだからヘビの痣を白粉で塗ってしまう。ただそれだけのこと。なぜ第2人格が出てきたのか、それは母オリュンピアスが関わっている。  種々の種明かしは済んでしまうので、むしろこの二重性によってアレクサンドロスがいかに名君・名将となっていくのかがストーリーの駆動源となりそう。だがそれもまだ先の話。  エウメネスは今度はフィリッポス王に命じられ、マケドニア将棋を作ったりしている。  そして3年が経つ。  マケドニアの覇権を阻止せんとするアテネに味方するビザンティオンとペリントス、これを落とすべくフィリッポス王は軍を上げる。エウメネスも書記官としてそれに従うのだが、まずはその手前にあるカルディアに向かう。エウメネスの故郷である。カルディアに軍を置くなどの交渉に王の代理として向かったのがエウメネス。出迎えるカルディアの有力者ヘカタイオスは、かつてエウメネスの義父を謀殺し、彼を奴隷として売った男である。3年前、エウメネスがカルディアに寄ったときには同じ地面に立った。そして今回はエウメネスが馬上で、ヘカタイオスは家来のように徒歩である。  読者はザマミロと思うのだが、エウメネスは淡々としており、昔の友人たちは「会うたびにわけがわかんなくなってる」と呆れる。こういう軽妙さも好き。

Posted by ブクログ