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世代間格差 人口減少社会を問いなおす ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/11/09 |
JAN | 9784480066350 |
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
総花的で堅実な解説本だと思います。世代間というテーマのみにとどまらず、大きな社会政策全般を考察するのにも良いのではと感じました。
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20200903?〜0912 この本は2011年11月発行だから、民主党政権下での社会保障政策を論じている。それから10年近く経ったが、ここで述べられている世代間格差は解消されたとは言えない。少子化は治らないし。税方式への移行とベーシックインカムの導入、医療保険改革は必要だろうな...
20200903?〜0912 この本は2011年11月発行だから、民主党政権下での社会保障政策を論じている。それから10年近く経ったが、ここで述べられている世代間格差は解消されたとは言えない。少子化は治らないし。税方式への移行とベーシックインカムの導入、医療保険改革は必要だろうな。
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2013.10記。以下、再掲。 歴史家の阿部謹也氏だったか民俗学者の宮本常一氏だったかが、「中世とはつまりは『保障なき時代』であった」との趣旨のことを述べている。一たび怪我をしたり、いや単に老いたりすればどうなるか分からない。その不安が社会や精神の不安定さ(そしてまれに芸術的衝...
2013.10記。以下、再掲。 歴史家の阿部謹也氏だったか民俗学者の宮本常一氏だったかが、「中世とはつまりは『保障なき時代』であった」との趣旨のことを述べている。一たび怪我をしたり、いや単に老いたりすればどうなるか分からない。その不安が社会や精神の不安定さ(そしてまれに芸術的衝動)を招く。これをなんとかしようとして、我々は長い期間をかけて社会保障という互助の仕組みを整えてきたのだ。しかし今後この制度の運用次第では、これから生まれてくる世代は未曾有の「不安」を抱え込まされることになる・・・。 社会保障(とくに財源)について考える上でのスタンダード本として評価が高いので一読。具体的な数字を根拠に、冷静で、フェアで、しかも問題解決への意志を強く感じさせながら議論を進める姿勢が心地よい一冊であった。
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