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春楡の木
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 思潮社 |
発売年月日 | 2011/10/01 |
JAN | 9784783732532 |
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春楡の木
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二年前、読んだ記録。今、読んで、違った味わいがある。これを読んで、地下鉄を降り、床を見ながら歩いていると、床の下、それもずっと深くまで透視できるような、錯覚になる。それは言葉の深度に比例する。こういう脳の作用を及ぼす、感受性を高める作品、作者は、希有で、読んで、得をする。「一ヶ月...
二年前、読んだ記録。今、読んで、違った味わいがある。これを読んで、地下鉄を降り、床を見ながら歩いていると、床の下、それもずっと深くまで透視できるような、錯覚になる。それは言葉の深度に比例する。こういう脳の作用を及ぼす、感受性を高める作品、作者は、希有で、読んで、得をする。「一ヶ月以内に起きたことが現代」という言葉が、詩の注釈にあった。注釈も作品のような気がするのは、吉増剛造も同じく。この詩集、変わらず、深度が凄かった。(2014.3.1) ---- 久しぶりの藤井貞和の新刊を読みました。 「山の歌」の素敵さ、 「滅亡の力」のぶっとび方。 あと、震災の詩作に関しての、 注釈(コメント?)が、 どこかの詩の注釈があって、 誰かの引用。 それが、また良かった。 あと、広島の見習い教師の話。小さな声でしかしゃべれなかった、話。そのオチ。 「フジイ君、好きだよ」と言われた著者。 藤井貞和、という大好きな詩人。(2012,6,14)
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