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身の上話 光文社文庫
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身の上話 光文社文庫

佐藤正午【著】

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身の上話 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2011/11/10
JAN 9784334763206

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身の上話

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商品レビュー

3.7

131件のお客様レビュー

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2025/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

身の上話 評判の高い恐い本、ということで手にとってみました。 主人公はどこにでもいそうな地方都市に住む本屋勤務のお嬢さん。地元に恋人もいますが、出張で月一回来る出版社の妻子持ちと良い仲になり、その彼を空港まで送っていった際に着の身着のままで東京までついていってしまうところから彼女の歯車は狂い出します。すぐ帰るつもりが、東京見物という欲が出て、その間にいろいろな人の怒りを買ってしまい、怒られるのがいやで滞在をずるずると先延ばしにしているうちに宝くじが。。。 偶然が必然のように繋がり、のっぴきならない事態に発展していく様がこの小説のもっとも恐いところです。 読者は自分はこんなことにはならないと彼女の運命の転換点での判断のまずさを指摘して安堵のため息をつくと思いますが、さて本当に自分はこんなのっぴきならないことにならずに済むか?という問いに対して自信を持って否といえないことに気づくのでは? 佐藤氏の文書は次に起こることの結末を暗示しつつも、その続きを読まずにはいられない独特のテンポをもっています。また、心の揺れや対人関係の空気をうまく言い表しているので、臨場感が伝わって来ますし、偶然に頼りながらも納得感が高いです。 惜しむらくは、後半のひねりが今ひとつ足りないところでしょうか。 あり得なさそうな状況を偶然に頼らず(実際は頼っているのですが、それを感じさせない)納得感の高い物語に仕上げている作者の力量はすばらしい。読書好きの方は是非ご一読を。 竹蔵も高額当選者のみに配布される冊子、読んでみたいような恐いような。。。 竹蔵

Posted by ブクログ

2024/08/31

周囲に振り回されまくる女性の話。 語り手と女性はどんな関係なのか。 一気に読めました。 おすすめします。

Posted by ブクログ

2024/08/16

突然始まる“古川ミチル”の身の上話。 語り手は“夫”。とにかく、淡々と語っているが…ん?これ何読んでんだっけ?て、一回タイトル確認…『身の上話』て、そのまんまよね^^; ゴールが見えずにとにかく語られているので、どういう展開になるのか? 途中、『あ、やばっ!こんな展開?』てな感...

突然始まる“古川ミチル”の身の上話。 語り手は“夫”。とにかく、淡々と語っているが…ん?これ何読んでんだっけ?て、一回タイトル確認…『身の上話』て、そのまんまよね^^; ゴールが見えずにとにかく語られているので、どういう展開になるのか? 途中、『あ、やばっ!こんな展開?』てな感じで、最後は『なるほど』と語っている理由も明らかになります。 新しい感覚だったので、面白かったです♪ 解説で池上冬樹さんが推しのも読んでみます^ ^

Posted by ブクログ

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