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身の上話 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2011/11/10 |
JAN | 9784334763206 |
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身の上話
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身の上話
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3.7
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突然始まる 古川ミチルの身の上話。 夫の口から語られるそれは、ミチルの生い立ちから始まり、やがて地元商店街本屋の書店員となったミチルが 同じ商店街の時計店息子と付き合いながら その陰で東京の出版社営業の男と不倫関係になったと続く。 うん、ここまではたいして面白くもない。 が、ミ...
突然始まる 古川ミチルの身の上話。 夫の口から語られるそれは、ミチルの生い立ちから始まり、やがて地元商店街本屋の書店員となったミチルが 同じ商店街の時計店息子と付き合いながら その陰で東京の出版社営業の男と不倫関係になったと続く。 うん、ここまではたいして面白くもない。 が、ミチルは人に流されやすく あまり先のことを考えない、ということを表したかったのかな 話しが怪しい方向へ向かうのは、仕事のお昼休み。 昼休み中に歯医者へいくといつミチルに、職場の同僚たちが「宝くじ」のお使いを頼む。 ミチルは、駅前の宝くじ売り場で宝くじを買ったはいいが、職場には戻らず 何を思ったか 不倫相手に会いに東京へと向かうべくバスに乗る─。 ここからミチルの不運が始まる。 『もしもあなたが当せんしたことを どうしても秘密にしておきたいのなら、だれにも話すべきことではありません。』 (【その日】から読む本 第二部 第5章) 運がいいのか、悪いのか 一等 二億円を手に入れたミチルに 次々と厄災が降りかかる。 二億円を手にするって こんな精神的に追い詰められるの?( ´ㅁ` ;)笑 まぁミチルの場合、この二億円の存在を地元の同僚には絶対知られてはいけないってのもあるけど。というか、誰にも打ち明けられないんだけど。 自分以外の誰も信じられずに生きていくのはシンドい〜。 『人間にとって秘密を守るのはむずかしいということです。たとえひとりでも、あなたがだれかに当せんしたことを話したのなら─』 (【その日】から読む本 第二部 第4章) そこから始まる恐怖の日々。 ミチルの精神も少しづつ壊れ始める。 後半は 夫とミチルが出会い、そこから夫自身の身の上話が始まる。 、、、ん? え?? うぇーー?! 私的にはこちらの方がビックリだし、ここからの話の方が恐怖度が増す! ミチルは幸せを手に入れることは出来るのか─。 とはいえ、☆は2 「冬に子供が生まれる」でも思ったけれど、語り口が淡々としていて、それはそれはたんたんたんたんとしていて、、、眠たくなる( ⌯₄⌯)。O゜ 何度も寝落ちし 読み終えるのに何日もかかってしまった。 とりあえず 何が言いたいかと言うと 宝くじ一等当せんしたら どうする??(*p'∀'q)
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静かに淡々と語ってるけども怖いよ?!?! 宝くじ高額当選した女の人がキラキラハッピーに人生変わる話かと思いきやそんなわけもなく、、じわじわと心にくるホラーって感じでした 章が変わるごとに展開がどんどん複雑になっていくのだけど静かに、親しみを込めた感じの語り口調だから逆にこわい ...
静かに淡々と語ってるけども怖いよ?!?! 宝くじ高額当選した女の人がキラキラハッピーに人生変わる話かと思いきやそんなわけもなく、、じわじわと心にくるホラーって感じでした 章が変わるごとに展開がどんどん複雑になっていくのだけど静かに、親しみを込めた感じの語り口調だから逆にこわい でも振り切ったお話だからどこか他人事というか、共感しすぎたりとか引っ張られることなく面白く読めました、すごかった
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登場人物誰にも共感できず、誰も愛することできなかったけどなーーーーんかリアルで刺さった 佐藤正午さん初めて読んだけどおもしろかったです
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