恋の罪 愛にさまよう女たち リンダブックス

園子温【原案】, 村上桃子【小説】

• 販売会社／発売会社: 泰文堂
• 発売年月日: 2011/11/05
• JAN: 9784803002928

商品レビュー

2024/01/21

久々に衝撃走りましたw

ってな事で、原案 園子温、小説 村上桃子の『恋の罪 愛にさまよう女たち』

水曜日のカンパネラのミツコって曲のインスパイアされた原作って事と、映画も園子温監督でやっていてずっと気になってたのが漸く読めたw

水曜日のカンパネラのファンの人は絶対読むべき本！

ミツコ好きには堪らん内容に成ってます♪
歌詞の内容と本の話がリンクする所を読んだ時の衝撃！

身体に電気走った（笑）

改めてミツコ聴くとふざけた歌詞と思ってたけど、恋の罪へのリスペクト感がハンパ無く強く、奥深さを感じずには居られない……。

ケンモチ君、ふざけて書いた歌詞かもしれんが、この本読んだ後に歌詞読み返してたら謎の渦へ引き込まれて行きますわw

で、話の内容は実際にあった東電OL殺人事件をベースにしたお話。

デリヘル摘発の取り調べをしている吉田和子は刑事で夫と娘がいる主婦でもあるが……。

人気小説家の夫を持つ菊池いづみは売れっ子作家の良い妻を演じていたのだが……。

東都大学助教授の尾沢美津子はエリートで裕福な家庭で育ってきたのだが……。

この３人の女に係わるスメラギ荘事件の真相を追う事で、それぞれ３人の心の闇も追っていくその先には……。

衝撃的な性的内容と、女の心と身体の奥深さと言うか人には言えない闇をさらけ出している感じかなw

これは映画も観なければ！

2017年7冊目

2012/05/08

水野美紀さん主演の映画の脚本を小説化した本。ふつー逆が多いかなあと思ってたのでびっくりだけど、それ以上に内容にびっくりー！！
す、すごすぎる・・・(*ﾟﾛﾟ)ﾊｯ!!　

これをどうやって水野さんが演じたのかすごく興味あります。そして、ラストの結末はなんともいえず後味が悪かったかな（；・∀・）続きがありそうな感じ？！

映画はぜひ観てみたいけど、映像がほんと想像つかない独特なワールドでした。

2012/01/29

「もし、ぐっすり眠れるときが来たら、この日記は終わる。早くこの日記を止めたい」
「城にたどり着きたいのに、まだ、だあれも見たことがない。だからああやって城にたどり着こうとぐるぐる彷徨ってるんだよ」

映画を観たのでなんとなく、読む。確かにあのあたりには、性的な空気とは何か別の、人を迷わせ導き吸い込んでいくような、不思議な気があるような。しかしだれも「城」の入り口にすらたどり着けないのだ。