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本日、サービスデー 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2011/11/10 |
| JAN | 9784334763213 |

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商品レビュー
3.8
26件のお客様レビュー
毎日2時間あまりの通勤。同じ立ち食いそば屋で朝ごはんを食べて会社に向かう。うだつの上がらない営業課の課長として毎日夜遅くに帰る。そんなある日、一人で夕食を食べながら映画のビデオを見ていると「明日は一生に一度のサービスデーなの」という女性の声が聞こえてくる…。 少し懐かしいノリの...
毎日2時間あまりの通勤。同じ立ち食いそば屋で朝ごはんを食べて会社に向かう。うだつの上がらない営業課の課長として毎日夜遅くに帰る。そんなある日、一人で夕食を食べながら映画のビデオを見ていると「明日は一生に一度のサービスデーなの」という女性の声が聞こえてくる…。 少し懐かしいノリの怪談メインのSF短編集。5本収録されているが、最初の3本がメインで、あと2本はちょっと毛色の異なる話。最後の三途の川はそこまで違わないか。 表題作から、ちょっと長いもの、天使と悪魔との戦いに、人間が巻き込まれるという、星新一のショートショートのような話。ただ、オチは割とウェットでご都合主義的なところは有るが。 2作目から、おそらくこの作者の本領発揮という感じで、昔ながらの幽霊の話を核とした怪談ベースの話。怪談を描くといきいきした雰囲気を感じるので、こちらが本物なのだろうと思う。ただ、いずれも最後はふわっと終わるんだな。 星新一のドライなショートショートの感覚と、阿刀田高の怪談のちょっとどんよりウェットな感じの中間を行くような話で、短編として楽しむにはなかなか良いのではないかと思われる。電子書籍としても読みやすいだろう。 ただ、もうちょっと無慈悲にどうしようもないバッドエンドなどが有っても良かった。 余談。 ちょくちょく、ちょっと昔の時事ネタを具体的に入れた、情景比喩のような表現が見られ、作者なりの照れかくしのようなものなのだろう。また、小ネタとして入れている部分も有るのだろう。ただ、たとえば1984年に、大学生がバイト先のおじさんからCDを借りるなど、実際には+2~3年は必要な部分が見られたり(CDが一般家庭に普及するのは1986~7年)、ネタに組み込むのに必死で、裏付けが取れていないのはちょっとね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
①は朱川作品の中で一番繰り返し読んでるかな。おめでたい、ご都合主義と言われようが自分には心地よいのだろう。④さえ、オチがつけられていれば五つ星でも良かったのだが・・・。オススメは①と⑤。 ①本日、サービスデー 家庭でも会社でも冴えない中年鶴ヶ崎が迎える奇妙な一日。天使も悪魔も出てきて。 ②東京しあわせクラブ 「事件」の証拠品を競いに集うマニア達。最高に悪趣味だが朱川さんしか書けない。 ③あおぞら怪談 昔、チャンピオンに連載されていた「手っちゃん」の女版。最後の台詞、味がある。 ④気合入門 マッカチン(アメリカザリガニ)に勝った!と叫んだ瞬間、中途半端さがとても残念。 ⑤蒼い岸辺にて 目覚めるとそこは早織の知らない青い世界。生きるのがしんどい人に捧げたい。
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これまで読んできた朱川さんの作品とは少々毛並みが異なる。ユーモラスで、見方によっては児童文学のようでもある。『気合入門』は志賀直哉『小僧の神様』っぽい無邪気な雰囲気。 正直、『東京しあわせクラブ』以外は私好みではなかったが、色々と著者の他の作品を読んでいる身としては、作風の幅広さ...
これまで読んできた朱川さんの作品とは少々毛並みが異なる。ユーモラスで、見方によっては児童文学のようでもある。『気合入門』は志賀直哉『小僧の神様』っぽい無邪気な雰囲気。 正直、『東京しあわせクラブ』以外は私好みではなかったが、色々と著者の他の作品を読んでいる身としては、作風の幅広さに驚いた。
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