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老兵の進軍ラッパ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/11/10 |
JAN | 9784167450199 |
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老兵の進軍ラッパ
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商品レビュー
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89歳になる女性作家が自らの波乱万丈な人生経験からちょっと古風だけと現代に生活する人たちが忘れつつある慎みや我慢や情けを思い出させてくれる、毒舌辛口なエッセイですが人生の大先輩として人間らしい感情を思い起こさせる事を老齢な著者があえて語る気骨に感謝致します。 作中で様々なキー...
89歳になる女性作家が自らの波乱万丈な人生経験からちょっと古風だけと現代に生活する人たちが忘れつつある慎みや我慢や情けを思い出させてくれる、毒舌辛口なエッセイですが人生の大先輩として人間らしい感情を思い起こさせる事を老齢な著者があえて語る気骨に感謝致します。 作中で様々なキーワードが出てきますが心に深く残った点を紹介します。 <我慢> 今や子供までもが主体性を求め個性尊重、ファッション・言葉使いはどんどん乱れて誰も気にしなくなっている。自主性が尊重され何でも来いの風潮、文句は言いたい放題で耐えずに要求すれば済む世の中、本当にそんな事で良いのか、、、我慢や忍耐って死語なのか、 <惻隠> 才能のある人、スポーツ選手・芸能人・政治家・会社人あらゆる分野で活躍している人は多いがその人達の抜きん出た存在の過程には何らかの犠牲が生じる、多くの場合はその人の近親者(家族・身内等)である。大きな目標に向かって突き進んで行くには人の何倍ものエゴイズムがなければ達成出来ない。情熱はエゴイズムと背中合わせである。そんな犠牲者を擁護しようと外野の人達が面白おかしく本人を攻め立ててるのは可笑しい。エゴイストの心の底には今更どうしようもない呵責が積もっているのだ。 *最後のエッセイの題”おとなになろう”このフレーズが本書を通して一番心に残った言葉です。
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愛子先生には100歳、いや120歳までお元気で怒りの原稿を書き続けていただきたいと切に願うばかりです。
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大正生まれの女性(作家)のエッセイ この人の小説は読んだことがなかったけども、何となく、この本のタイトルに惹かれて読んでみた。 このエッセイを書かれたのは84歳の時で、現88歳らしい。おばあちゃんの文とは思えないほど、潤いがあって活力にあふれている。・・・というのは、お年寄り...
大正生まれの女性(作家)のエッセイ この人の小説は読んだことがなかったけども、何となく、この本のタイトルに惹かれて読んでみた。 このエッセイを書かれたのは84歳の時で、現88歳らしい。おばあちゃんの文とは思えないほど、潤いがあって活力にあふれている。・・・というのは、お年寄りに対する偏見だろうか。 細々したことにも説教調かと思えば、その中にもおおらかで寛容な態度が垣間見える。 波動だとか霊だとかいう話が出た時は意外に思えたのだが、「私の遺言」という著作にも言及されているらしい。また、ご自身の心霊体験に基づく著作も多いとのこと。興味があるので、機会があれば読んでみたい。 バッサリと心を明け広げに表現するところが快感で、終止楽しんで読めた。
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