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100分de名著 銀河鉄道の夜 宮沢賢治(2011年12月) 悲しみを、乗り越えよ NHKテキスト
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100分de名著 銀河鉄道の夜 宮沢賢治(2011年12月) 悲しみを、乗り越えよ NHKテキスト

ロジャー・パルバース(著者)

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100分de名著 銀河鉄道の夜 宮沢賢治(2011年12月) 悲しみを、乗り越えよ NHKテキスト

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2011/11/25
JAN 9784142230099

100分de名著 銀河鉄道の夜 宮沢賢治(2011年12月)

¥495

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2019/01/29

被災地でもある岩手県出身の宮沢賢治の話。彼の奥行きを感じることで,改めて賢治を知るヒントを得られる。解説の氏の考え方についてはまあそれはそれとして,宮沢賢治に集中したい。

Posted by ブクログ

2012/04/27

(2012.04.21読了)(2011.12.01購入) 100分de名著という番組の2011年12月分テキストです。 「2011年3月に起こった東日本大震災の話をからめながら、賢治が『銀河鉄道の夜』で私たち、地球に生きるすべての人間に伝えようとしたメッセージについて、僕なりに感...

(2012.04.21読了)(2011.12.01購入) 100分de名著という番組の2011年12月分テキストです。 「2011年3月に起こった東日本大震災の話をからめながら、賢治が『銀河鉄道の夜』で私たち、地球に生きるすべての人間に伝えようとしたメッセージについて、僕なりに感じたことをお話ししていこうと思います。」(7頁) 『銀河鉄道の夜』は、ジョバンニとカムパネルラの物語です。 ジョバンニとカムパネルラは、銀河鉄道に乗って旅をするのですが、銀河鉄道は死亡した人が、それぞれの天国へ行くためのものでした。カムパネルラは、川に落ちた友達のザネリを助けるために川でおぼれて死亡していたのです。 【目次】 はじめに 世界に生きるすべての人へ 第1回 賢治の伝言 第2回 悲しみから希望へ 第3回 みんなつながっている 第4回 ほんとうの幸い ●賢治作品のテーマ(9頁) 賢治の作品の多くは少年や動物、自然などをモチーフにしながらも、単なる子供向けの童話としては書かれていません。「人が他人と協調して生きていくには何が必要か」「どうすれば人間は、一度しかない人生に意味を持たせることができるのか」「自然と共存していくために我々は何をなすべきか」といった人間の生き方に対する根源的なテーマがそこに込められています。 ●日蓮宗の伝道者(19頁) 彼は作家ではなく、日蓮宗の伝道者と言った方がいいのかもしれません。  世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない ●『銀河鉄道の夜』を取り上げる理由(26頁) 『銀河鉄道の夜』には、大切な人を失ったという死に対する悲しみが描かれているのと同時に、悲しみの乗り越え方や、その先の明日へと歩みを進めるためのヒントが書かれている ●妹の死(33頁) なぜこんなに愛しているのに、妹は死ななければならなかったのか―。そんな悲しみに耐えかねていた賢治が、妹の死を理解し、受け入れるために書かれたのが『銀河鉄道の夜』でした。 ●悲しみを乗り越える(49頁) 「自分がつらくて悲しい時こそ、相手を思いやることが大切。それが悲しみを乗り越えることにつながっていく」 ●私はあなた(54頁) 「私はあなたであり、あなたは私であり、すべての人はつながっている」 ●そのまま描いた(59頁) 賢治のすごさとは、見たものをそのまま描いたところにある 自然を観察し、自然に同化し、そしてそれを作品のなかに再現しようとした「自然の報告者」。 ●カムパネルラ(89頁) 誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。 ☆宮沢賢治さんの本(既読) 「新編 宮沢賢治詩集」宮沢賢治著、角川文庫、1953.12.20 「注文の多い料理店」宮沢賢治著、角川文庫、1956.05.20 「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治著、角川文庫、1969.02.10 「銀河鉄道の夜」宮沢賢治著、角川文庫、1969.07.20 「宮沢賢治の愛」境忠一著、主婦の友社、1978.03.30 「兄のトランク」宮澤清六著、筑摩書房、1987.09.20 「教師宮沢賢治のしごと」畑山博著、小学館、1988.11.20 「それぞれの賢治」澤口たまみ著、世界文化社、1992.11.20 (2012年4月27日・記)

Posted by ブクログ

2011/12/31

「銀河鉄道の夜」ではなく、「ポラーノの広場」から ぼくはきっとできるとおもふ。なぜならぼくらがそれをいまかんがへてゐるのだから。 オノヨーコの言葉にも通じる。 それにしても、このNHKテキスト「100分de名著」シリーズは素晴らしい。

Posted by ブクログ

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