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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/10/28 |
JAN | 9784093863124 |
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
山田太一が好きだ。 あの独特の語り口が耳につく。 時々、やけっぱちのように大変身する人間が登場したり、小さな変化を丁寧に見つめてみたりする。 この本には、短篇小説とショートショート、戯曲にテレビドラマとバラエティに作者の逸品を集めている。 佐藤浩一の「テキーラ」はやはり見ていた。...
山田太一が好きだ。 あの独特の語り口が耳につく。 時々、やけっぱちのように大変身する人間が登場したり、小さな変化を丁寧に見つめてみたりする。 この本には、短篇小説とショートショート、戯曲にテレビドラマとバラエティに作者の逸品を集めている。 佐藤浩一の「テキーラ」はやはり見ていた。思い出しながら、読みながら、顔がにやけてくる。 山田太一は、やっぱり好きだ。
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シナリオライターとして、倉本聰や向田邦子とともに名を馳せた著者。作家で、庶民の哀歓を綴る名手でもある。作品のジャンルを自在に書き分ける人にふさわしく、本書には短篇小説、ショートショート、戯曲、テレビドラマの逸品が揃う。 表題作の短篇は、テレビライターである50代の「私」が、...
シナリオライターとして、倉本聰や向田邦子とともに名を馳せた著者。作家で、庶民の哀歓を綴る名手でもある。作品のジャンルを自在に書き分ける人にふさわしく、本書には短篇小説、ショートショート、戯曲、テレビドラマの逸品が揃う。 表題作の短篇は、テレビライターである50代の「私」が、冬の日の午後に学生時代の下宿先を訪ねていく物語だ。下宿のおばさんもその息子も亡くなり、跡には隣家に嫁いだはずの美しい人が、実の母親と2人で暮らしていた。彼女は明るく、居間に掛けられた童画について、自分が描き外国で賞をとったのだと説明する。絵本もあり、文章は母親が書いた。しかし母親は、突然、「誰も私の書いたものなんか分りゃしない」というのだ。たじろぐ娘を前に「ああ、ああ、ああ、ああ」と床にへたりこむ。人を避けるように生き、心を閉ざしていた母親の、胸の奥底の孤独を伝える。 ほかに、学生時代に年増女から託された卑劣な手紙をめぐる小説。銀行の支店長一家と検察官父娘のドタバタの戯曲。昭和と今の時代の気分がしみ込む。 (「週刊朝日」 2012/02/17 西條博子)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
脚本と短編小説ショートショートと山田太一さんの魅力満載。全篇通じて、男性の悲哀のようなものが感じられる。脚本は山田さん独特の言い回しで、懐かしいような気がしてしまう。もっと活躍して欲しいと願う。
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