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北の無人駅から
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 北海道新聞社 |
| 発売年月日 | 2011/10/27 |
| JAN | 9784894536210 |
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北の無人駅から
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商品レビュー
4.5
34件のお客様レビュー
「あとがき」や「主要参考文献」まで含めると、791ページに及ぶ大部の本であり、読み通すのには、時間がかかった。 「北の無人駅から」という題名は、筆者が北大生時代に北海道内をオートバイで旅行する際に無人駅を宿泊先として利用していたことに起因するが、実際に書かれていることは、無人駅や...
「あとがき」や「主要参考文献」まで含めると、791ページに及ぶ大部の本であり、読み通すのには、時間がかかった。 「北の無人駅から」という題名は、筆者が北大生時代に北海道内をオートバイで旅行する際に無人駅を宿泊先として利用していたことに起因するが、実際に書かれていることは、無人駅や鉄道のことではなく、その周辺の集落や人物、そして、それらを通して、北海道内の農業・漁業・自然保護・観光・過疎・限界集落・市町村合併・地方自治といったことに、筆者は想いを馳せ、それらについて書いていく。私は北海道には何度も旅行に行っているが、私がしっている観光地や、札幌・旭川・函館などといった都会の話は、ほぼこの本には登場しない。すなわち、「北海道の田舎」について、本書は書いているのである。 私にとっては、縁もゆかりもない土地の縁もゆかりもない人たちのことを、この本は書いている。しかし、それでも、800ページ近い本を読み通すことが出来るほど、私にとっては、この本は面白かった。筆者は、この本を書くために、ターゲットとした場所に、何度も通い、何度もその土地の人たちに話を聞いている。それは、何年もかかる作業であり、この本自体のテンポは、だからゆるやかだし、油断すると、筋を追うのが難しくなってしまうこともある。ある土地の風土や歴史や人物を、文章の形で描き出そうとするのは難しい作業だと思う。筆者は、それに成功したのは、司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズくらいではないか、と、あとがきに書いているが、私は、それよりも、宮本常一の著作群の方に、この本は近いと思った。大きな物語ではなく、土地に生きている人たちの生の声をそのまま描くことによって、ミクロ的にその土地の物語を描いていて、それは、劇的ではないが、なだらかな起伏はあり、興味深いものである。
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こんな夜更けにバナナかよを書かれた著者の本。 北海道の無人駅に焦点をあてながら、北海道の農業、漁業、自然保護、観光、過疎、限界集落、などを深く深く語る内容。 一般的な、北海道の自然が美しいとか、食べ物が美味しいとか、そういうイメージとは違う、北海道の開拓の歴史を感じられる内容だ...
こんな夜更けにバナナかよを書かれた著者の本。 北海道の無人駅に焦点をあてながら、北海道の農業、漁業、自然保護、観光、過疎、限界集落、などを深く深く語る内容。 一般的な、北海道の自然が美しいとか、食べ物が美味しいとか、そういうイメージとは違う、北海道の開拓の歴史を感じられる内容だった。 全7章で、800ページ弱とかなりのボリューム。それでも、丁寧な解説も載っていて、分かりやすかった。 北海道の釧網本線、乗りに行きたいなぁと思ったり。 ※冬(1月下旬〜3月): 網走側では流氷が見える「流氷物語号」、釧路側では「SL冬の湿原号」が運行されます。 ※夏(6月〜10月): 釧路湿原をゆっくり走る「くしろ湿原ノロッコ号」が運行されます 以下メモ ・自然保護とは、熱心なのは都会から来た「よそ者」。食うに困らない、勝手にものを言える人は自然自然って言う。タンチョウは守れ、エゾジカは殺せ。 ・オオカミ観の変化 古来日本ではオオカミは神様だった。西洋のオオカミ観、人を食う悪い生き物(赤ずきんちゃんや三匹の子豚)が入ってきて変化した。 ・農家には腕のいい農家と悪い農家がいる。また、努力する農家と努力しない農家がいる。大切なのは腕のいい農家や努力する農家、あるいは意欲のある農家や向上心のある農家をいかに支援する環境を作れるかにある。そして、農家の腕や努力、意欲、向上心をどんな「モノサシ」で測れば、より公正なシステムとなりうるかを、開かれた場で議論していくようでなくてはならない。 全ての農家を等しく「保護」するといった態度が、これまで日本の農業そのものを衰退に導いてきたことをかみしめ、考え方を改める必要がある。 ・風景とは誰かが「発見」するまで、多くの人が目にしていながら、誰もそれとは気が付かないものである。 ・道路ができたおかげで、漁った魚が高値で販売できるようになった。一方で、「陸の孤島」としての秘境ではなくなり、ただの田舎になる。 ・どうしてこんなところに住んでいるのか。住むとは、住みつくとはなんだろうか。
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北海道の無人駅で起こる事象や経緯について、 筆者は丁寧に調べます。 圧倒的な自然との向き合い方を教わりました。
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