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電子部品だけがなぜ強い
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2011/10/26 |
JAN | 9784532317362 |
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商品レビュー
4.4
18件のお客様レビュー
ー 組込部品の特徴としては以下が指摘できます。 ①優れた部品であっても、顧客が部品を見る視点はコスト。 ②その部品を搭載することによる顧客の付加価値額を理論的に説明することは困難。 村田製作所の無線部品を使うと携帯電話の雑音が少ないとしても、日東電工の光学フィルムを使うとテレビの...
ー 組込部品の特徴としては以下が指摘できます。 ①優れた部品であっても、顧客が部品を見る視点はコスト。 ②その部品を搭載することによる顧客の付加価値額を理論的に説明することは困難。 村田製作所の無線部品を使うと携帯電話の雑音が少ないとしても、日東電工の光学フィルムを使うとテレビの画質が良くなるとしても、その付加価値を正確に算出することは現実にはできません。 ③そのために、価格交渉においてその部品の生産コストや需給といった、部品が提供する付加価値とは関係のない議論になりがち。 一方、「生産財」はどうでしょうか? ① 生産財に対する顧客の視点は、「コストがどれだけ下がるのか」「生産性がどれだけ改善するのか」。 ②例えば、センサーを使うことで顧客の生産コストが100万円低下するのであれば、顧客は部品の生産コストにかかわらず、100万円未満の任意の額を払うことができます。 ③ すなわち、生産財は理論的な営業、さらに言えば、理論的な価格設定が可能な製品と言えます。 ー 時代が変わり登場するプレーヤーは変わっていくけれども非常に勉強になる作品。 どういう会社でありたいのか。 どういう価値を提供したいのか。 それ無くして改革をしても変われないことがよく分かる。
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製造業中心のアナリストが部品事業について書いた本。同著者の新刊は読んだことがあったが、懇談の機会をいただいたので古い方も一読。 部品事業に特化した競争優位やビジネスモデルについての考察は、この業界の関係者には有益。一貫した主張は強みやビジネスモデルを尖らせること。中小企業の勝...
製造業中心のアナリストが部品事業について書いた本。同著者の新刊は読んだことがあったが、懇談の機会をいただいたので古い方も一読。 部品事業に特化した競争優位やビジネスモデルについての考察は、この業界の関係者には有益。一貫した主張は強みやビジネスモデルを尖らせること。中小企業の勝ちパターンと同じ。言うは易し行うは難し。できるかどうかは経営者にかかっているのだろう。 各章ごとのトピックや目を留めたポイントは下記の通り。 ■2章 「世界で勝てる企業」だけが生き残る ・占有率と利益率には正の相関 ・理想はニッチトップ事業の集合体。トップがとれない事業は早くやめるべき ■3章 価格競争の呪縛からの解放 【製品が供給不足になったときの対応】 ・日本: 残業して増産 ・台湾: 新工場を建設 ・アメリカ: 値上げ ・フランス: 供給不足の維持によりプレミアムを高める ■4章 中核技術の認識とその展開 【事業成長のパターン】 ・滲み出し成長: 中核技術をさまざまな分野に応用(3M、森村グループ、村田製作所) ・段々畑成長: 段階的な多角化、M&Aやアライアンス含む(日本化薬) ・跳躍的成長: 時代に合わせて新規事業を立ち上げ、既存事業から主力を移す(イビデン、京セラ) ■5章 事業の大胆な見直し ・事業構造の転換は経営者の仕事。従業員にはできない。 ・構造改革は一気呵成に。小出しはNG ■6章 事業モデルの検討 【ビジネスモデルの事例】 ・黒子: 表の競争の激しい部分は他社に任せ裏方として部品供給(Intel チップ→PC、三菱化学 記録材料→DVD) ・知的資産の販売(ARM、ラムバス) ・how to make(コストダウン)より先に、what to make(売価向上)(キーエンス) ・定期収入(車→交換部品、ネスレ→ネスプレッソ、プリンタ→トナー) ■7章 外部経営資源の活用 【M&A、アライアンス】 ・技術の補完・組み合わせ(日本化薬(材料)+有沢製作所(加工)→ポラテクノ、味の素ファインテクノ(食品+ハイテク)) ・各分野の強い企業と提携(東レ: デュ・ポン(繊維・樹脂)、東燃ゼネラル石油(二次電池用セパレータ)、パナソニック(PDP)) ・積極的買収(シスコ: LANスイッチ企業)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インプリケーション 【グローバル化とIT化によう付加価値の減少】 ①消費者とメーカーの情報の非対称性がなくなる②小売メーカーの寡占化に伴うバイイングパワー上昇③原材料のインフレ④新興国の購買力低下 →結果として、メーカーにとって付加価値の低下 【勝つためには】 ・利益=他者との違いに対する対価。 ・規模よりも地位。世界で勝てる事業に絞れ。 ・無駄に値下げをするな。 ・差別化のポイントは技術だけではない。販売方法、上流下流の取り込み、部分特化、リードタイム短縮への特化、様々なケースが紹介されている。
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