- 中古
- 書籍
- 書籍
タモリのTOKYO坂道美学入門
定価 ¥1,760
825円 定価より935円(53%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/10/26 |
JAN | 9784062172745 |
- 書籍
- 書籍
タモリのTOKYO坂道美学入門
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
タモリのTOKYO坂道美学入門
¥825
在庫なし
商品レビュー
3.9
22件のお客様レビュー
自分の好きな坂道がいくつか出ていて、 「タモリさんと一緒!!」と、1人テンションをあげながら読みました(笑) 坂道は、疲れるので嫌いです(笑) でも、歩いていると、違う場所に行く感覚がして、小さいながらも旅をしている感覚になるので、嫌いだけれど、好きでもあります。 なんだか、意...
自分の好きな坂道がいくつか出ていて、 「タモリさんと一緒!!」と、1人テンションをあげながら読みました(笑) 坂道は、疲れるので嫌いです(笑) でも、歩いていると、違う場所に行く感覚がして、小さいながらも旅をしている感覚になるので、嫌いだけれど、好きでもあります。 なんだか、意味不明な感想だけど(笑) この本の写真、文書はタモリさんが撮影&書かれているのだけれど、その博学ぶりや!! 坂の由来、その坂の歴史、そのほか、いろいろと出てくる。 これだけ知りながら、坂を歩いたら、そりゃ、面白いだろうなー。。。 これを読んだから、今度はその知識を噛み締めながら、自分の好きな坂を歩いてみよう♫
Posted by
世の中にはいろんな人がいるものです。坂道の良さはまだよくわかりませんが…。登り切って一瞬で景色が変わるところでしょうか?? タモリさんの鑑賞のポイントに「江戸の風情」とあるところが東京らしいと思いました。 (・ω・)ノ///◢ │ かつて7年ほど東京に住んだことがありますが、坂...
世の中にはいろんな人がいるものです。坂道の良さはまだよくわかりませんが…。登り切って一瞬で景色が変わるところでしょうか?? タモリさんの鑑賞のポイントに「江戸の風情」とあるところが東京らしいと思いました。 (・ω・)ノ///◢ │ かつて7年ほど東京に住んだことがありますが、坂道の思い出と言っても…富士見坂がやたら多いなあくらい…??その富士見坂は東京に15あり、現在でも富士山が見えるのは2つだそうです。 行ってみたいのは目白台の幽霊坂、あと鼠しか通れないくらい狭いけど、勾配・風情とも満点の鼠坂、そして福山雅治さんの歌で有名な桜坂です。 それから本好きならやはり、文豪たちの史跡が残るという本郷の鐙坂あたりをぶらぶらしてみたいものです。 東京が好きになれそうな一冊だと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日蓮入滅の寺で、そののち勝海舟と西郷隆盛が江戸開城の話し合いをしていただとか、八百屋お七の悲恋の話だとか、東京というか本州の土地にはいろいろと歴史が眠っていますね。この本、東京の史跡に興味のある人へのガイドブックとしても最適ですし、楽しく読める良書でした。 八百屋お七の話はもしかすると有名な話なのかもしれませんが、僕にとっては初めて知る話でした。江戸の大火のおりに家が焼けた十六の少女・お七は、近くの円乗寺に避難してしばらくそこで暮らします。そのうちに、その寺のイケメンの小姓に恋をする。それから一年後、家が再建されてお七の一家も寺を後にするのですが、お七は小姓が忘れられず家に火をつけてしまいます。家が燃えれば、あの小姓のいる円乗寺でまた暮らすことができるだろう、と考えて。しかし、お七は捕えられます。当時、放火は大罪。お七の周囲からは減刑の願いの声が上がるものの聞き届けることはなく、彼女は市中引きまわしのうえ火あぶりに処されたのだそうです。そんな彼女のお墓は、今も円乗寺にあるのだそうです。 暗闇坂や幽霊坂、富士見坂などは数か所から数十か所に同名の坂道があったり正式名とは別名のものとしてあったりするようですが、そういう坂道も含めて、急坂であったり長い坂道であったりはしていても各々の坂道にきちんと名前がついているというのが、北海道の田舎町在住の僕にとっては信じ難いところでした(まあ、東京にも名無し坂もあることはあって、その写真も掲載されてはいますが)。さらに、各坂道にはそれぞれに謂われがあったり歴史が眠っていたり、土地の抱えている背景がとても濃密です。僕が受験生のころ、道民は日本史に弱いといわれていました。それは、北海道は明治以来の開拓地であり、移民たちの子孫が住むその土地のもつ歴史が浅いし、それに史跡だって少ないですから、日本史になじみがないせいだと聞いたものです(似たような意味で、日本の地理にも弱いと聞いた気がします)。 この、ある土地の持つ濃密さを楽しんでしまうためのとっかかり、または目印を坂道に見出しているようなところが本書にはあります。坂道に目をつけると、おのずとそこいらの歴史にも目が届いていって楽しい。そればかりか、坂道の春夏秋冬の風情をめでることもできます。本書は『坂道美学』とタイトルにありますから、まずはそういった景観としての坂道を楽しむのが、僕のこの記事の書き方とは反対に、先になっているスタンスでしょう。 文章が実に楽しいのですが、タモリさんによる坂道写真にも味があります。犬が倒れていたり、新聞紙が散乱していたりする写真がたまに笑いを誘いながら、その場所の空気を閉じ込めておきながら肝心の坂道をメインにちゃんと収めているような写真だと思いました。 僕はアイドルグループの乃木坂46が大好きで、大きく取り上げてられているかなという期待があったのですが、残念ながら乃木坂への言及はわずかでした。別名に行合坂、膝折坂、幽霊坂があることくらいだったでしょうか。 最後に、タモリさんによる「よい坂」の条件四つを。 1.勾配が急である。 2.湾曲している。 3.まわりに江戸の風情がある。 4.名前にいわれがある。 知的な刺激のあるたのしい東京ガイドブックを読んでみたい方にはとてもおすすめです。
Posted by