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図書館の電子化と無料原則 特定非営利活動法人共同保存図書館・多摩第4回総会より 多摩デポブックレット
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 共同保存図書館多摩/けやき出版 |
発売年月日 | 2011/10/01 |
JAN | 9784877514570 |
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図書館の電子化と無料原則
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図書館の電子化と無料原則
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図書館関係のブックレットシリーズ。 講演をまとめたものと、付録にほぼ同内容の小論と参考資料あり。 図書館の基本となっている「保存原則」にくらべて、「無料原則」はまだ定着しきっていない。 その中での無料原則問題について。 ・図書館は無料であるべき。 ・電子化しても無料原則はつらぬ...
図書館関係のブックレットシリーズ。 講演をまとめたものと、付録にほぼ同内容の小論と参考資料あり。 図書館の基本となっている「保存原則」にくらべて、「無料原則」はまだ定着しきっていない。 その中での無料原則問題について。 ・図書館は無料であるべき。 ・電子化しても無料原則はつらぬくべき。 ・そしてただそれを主張するのではなく、なぜ図書館だけが無料なのかを考え続けるべき。 という話がされるのだけれど、最後に本人が言っているように抽象的すぎる。 考えてどんな答えが出たのか、なぜそう主張するのか、さっぱりわからない。 前提を共有している人の間の講演だから、一般向けに出すにはかなり省略がある。 私は無料原則を必須だと思っている(著者と同じ答えを出している)けれど、それでもわからなかったんだから、有料化派の人をこれで説得するのは無理だ。 私は無料原則を「知を万人にひらく」という啓蒙的な意味と、娯楽も含めた「文化に触れる機会の均等」のためだと思ってる。 著者もそうだと思う。 でもそこで例に出すのが「退職したインテリで死ぬ前の身辺整理を始めた老人(自分)は図書館がないと困っちゃう」というものだから、納得するのが難しい。 この言い分だと、嫌な言い方だけど「お前の都合なんか知らねえよ金あるなら買えよ」とか「年寄が学ぶことで社会になんの利益があるの?」という「反論」に勝てない。 図書館の価値は「役に立つ」とは距離をおいたところにある。 教育とか文化、即戦力みたいな短期的でわかりやすい「効果」だけでは測れない。 そういう主張も必要なんじゃないかな。 インテリ(本好き)が死ぬと、たくさん本がのこるので遺族が処理に困る。 故人の愛したものだから捨てにくいという心理的な負担もある。 という話は面白かった。 そうか、本好きはそういうことも考えなくちゃいけないのか。
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わりと平易。 無料原則なぁ…貫くべきか、お金取るか。 深く考えて言ってるわけじゃないが、なんとなく、利用した人からお金とるのは違う気がする。 公立図書館はそれをやっちゃいけない気がする。 極端な話、貧乏人は図書館使うなってことになるから。 国民健康保険が保険料とるみたいに、図...
わりと平易。 無料原則なぁ…貫くべきか、お金取るか。 深く考えて言ってるわけじゃないが、なんとなく、利用した人からお金とるのは違う気がする。 公立図書館はそれをやっちゃいけない気がする。 極端な話、貧乏人は図書館使うなってことになるから。 国民健康保険が保険料とるみたいに、図書館運営用に一定のお金を全国民からとるとか…?
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