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WHOをゆく 感染症との闘いを超えて
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 2011/10/01 |
JAN | 9784260014274 |
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
2020/7/11 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長→分科会会長であるところの尾身茂先生による2011年の著書。 寡聞にしてコロナ禍まで知らなかったけど元WHOのすごい人(西太平洋地域事務局長) 慶大法中退からの自治医大一期生。色々すごくて目眩が。 ...
2020/7/11 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長→分科会会長であるところの尾身茂先生による2011年の著書。 寡聞にしてコロナ禍まで知らなかったけど元WHOのすごい人(西太平洋地域事務局長) 慶大法中退からの自治医大一期生。色々すごくて目眩が。 WHOでは西太平洋地域でのポリオ根絶、SARS対策陣頭指揮、鳥インフルエンザ脅威の世界への発信など偉業の数々。 この本を待つ間に自治医大の同窓会報に寄せたメッセージを読んだけど軽妙洒脱な文体に見え隠れするパッションに惹かれ、ますます楽しみになったのでした。 高校時代(1960年代)にアメリカ留学だったり、文系学部で外交官や商社マンを何となく目指していたりというあたりにWHOでの根回し力・交渉力みたいなもののルーツを感じたりもする。 何より胆力がすごい。感動した(語彙) 例によって図書館だったけど普段は書庫にしまわれている貴重な資料らしかった。 増刷かかったようだし買わねば。
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胸が熱くなる、公衆衛生について学べる一冊。 新型コロナに関する報道でお名前を知った尾身茂先生。 どんなことを大切に考えていらっしゃる先生なのか、WHOでどんなことに取り組んでいらしたのか、まったく知らないままいたのですが、ふとしたきっかけで本書と出会い、読んでみました。 20...
胸が熱くなる、公衆衛生について学べる一冊。 新型コロナに関する報道でお名前を知った尾身茂先生。 どんなことを大切に考えていらっしゃる先生なのか、WHOでどんなことに取り組んでいらしたのか、まったく知らないままいたのですが、ふとしたきっかけで本書と出会い、読んでみました。 2011年に出版された本ですが、今読んでもしっくり、ぴったりくる内容です。 世界で、様々な環境のもとで暮らす方々の健康についてかかわってこられた先生のお言葉は、ソーシャルワーカーである私にも深く響きました。 関係性の喪失が課題であること。対策として、コミュニティの回復が大切であること。それは昔ながらの状態に戻ることではなく、様々な立場の人々が集い、様々なニーズに対応していけるような場を作ってゆく、ということ。 公衆衛生の歴史は、人の暮らしの変化とともにある歴史であることがわかりました。良い悪いではなく、人の暮らしは変化してゆくものであり、その都度対応を見直していく必要があるということ。 多くの方々の協力を求めるために、必要なことをわかりやすく説明する力がとても大切であることも本書から学びました。読めて、とてもよかったと思える本でした。
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新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長として知った尾身茂先生の2011年の著書。 私は、新型コロナウイルスのパンデミックになってからしか知りませんでしたが、西太平洋地域のリーダーを2期を含む約20年間、WHOで感染症と闘ってきた専門家なのですね。 ポリオの根絶、結核対策、S...
新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長として知った尾身茂先生の2011年の著書。 私は、新型コロナウイルスのパンデミックになってからしか知りませんでしたが、西太平洋地域のリーダーを2期を含む約20年間、WHOで感染症と闘ってきた専門家なのですね。 ポリオの根絶、結核対策、SARS対策、鳥インフルエンザ対策、と、数々の感染症に対して、国際的な取り組みをされてきた、その軌跡が書かれていました。 最後のほうの章では、感染症だけではなく、今後の人類の「心」と「身体」両面での「健康被害」にどのように立ち向かっていくべきなのか、ということに触れ、また、若者たちに向けての提言などもあり、とても興味深い本でした。 尾身先生が、広い視野で世界を見てくれているのがよくわかりました。尾身先生のような方がいてくれて、本当に良かったのだろうと思う。 新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着いた時、またこのような書籍を書いてくださることを希望します。
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