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地球外生命を求めて 宇宙は生命にあふれているのか?
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売年月日 | 2011/09/01 |
JAN | 9784799310458 |
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地球外生命を求めて
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マーク・カウフマン氏は、アフガン戦争や様々な社会問題を30年以上に亘り取材し、近年はNASAの協力を得て、地球外生命探査の最前線を紹介する記事を手がけている、ワシントンポスト記者。 本書は、21世紀に入り急速に進展しつつある地球外生命の研究・探査について、世界中の研究者が繰り広げ...
マーク・カウフマン氏は、アフガン戦争や様々な社会問題を30年以上に亘り取材し、近年はNASAの協力を得て、地球外生命探査の最前線を紹介する記事を手がけている、ワシントンポスト記者。 本書は、21世紀に入り急速に進展しつつある地球外生命の研究・探査について、世界中の研究者が繰り広げている活動の最前線を描いた『First Contact: Scientific Breakthroughs in the Hunt for Life Beyond Earth』(2011年)の全訳で、同年に日本語訳が出版された。 地球外生命はいるのかいないのか?。。。現代では少なからぬ人びとが漠然と抱く疑問であるが、これにはいくつかのポイント・論点があり、本書では、それぞれの分野の研究者の活動を以下の構成で追っている。 はじめに:宇宙生物学とはなにか? 第1章:極限環境における生命・・・原始的な生命は、灼熱の地下深くにも氷河のなかにも存在する。過酷な環境に棲むことができる生物は、宇宙にも耐えられるのではないか? 第2章:生命の決め手となるものは?・・・「生命とはなにか?」これに完全に答えることができる定義はない。しかし、生命は非生命のパーツからつくられたことは確かなのだ。 第3章:生気(スパーク・オブ・ライフ)・・・地球に飛来した隕石には、生命のもとといえるアミノ酸がふくまれていた。宇宙に有機化合物があふれているのなら、生命は広汎に存在するのか? 第4章:火星生命の足跡を追って・・・不毛の惑星といわれていた火星には、水があり、生命の兆候であるメタンがあった。NASAの最新火星探査ローヴァ―MSLが発見を目指すものとは? 第5章:保留中の三つの「ユーレカ」・・・火星生物の痕跡といわれた「微化石」は、世界中に大きな驚嘆と批判をよんだ。隕石に付着していたこの「証拠」をめぐって、科学者たちは激しく対立する。 第6章:惑星ハンティング・・・太陽系外に生命が棲める惑星は存在するのか?地球に似た星はどこかにあるのか?惑星ハンターたちはついにゴルディロックス惑星グリーゼ581Gを発見する。 第7章:物理学の法則と生命・・・この宇宙はなぜ、生命にとってこれほど都合よく設計されているのだろう。マルチヴァース(多元的宇宙)論がいうように、宇宙は一つではないのか? 第8章:はるか彼方の知的な世界・・・人類と同じか、それ以上に進化した知的生命体は、どこかにいるのだろうか?彼らのメッセージを受ける(または、送る)試みは、決してただの徒労ではない。 第9章:終わりに 最初の接触以降・・・信仰と地球外生命は、相いれないものなのだろうか?地球外生命は誰のものか?来るべきその日は、新たなるフロンティアへとつながっている。 地球外生命を追うことは、「生命とは?」、「宇宙とは?」という、より根源的なテーマにも繋がっていく。。。知的好奇心を刺激するノンフィクションである。 (2012年5月了)
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地球外生命にまつわる様々な研究の様子を伝えている。ズバリそのものを探す研究をしている研究者がいる一方で、直接的な言及を避けている研究者もいる。しかしやはり期待はしている様子があり、地球外生命の発見は一つの夢であることがうかがえる。 地球外生命とは何かを考えるときに避けて通れ...
地球外生命にまつわる様々な研究の様子を伝えている。ズバリそのものを探す研究をしている研究者がいる一方で、直接的な言及を避けている研究者もいる。しかしやはり期待はしている様子があり、地球外生命の発見は一つの夢であることがうかがえる。 地球外生命とは何かを考えるときに避けて通れない生命の定義においても大きな問題を引き起こしている。今でこそ地球とは全く異なる環境、すなわち水と酸素を必要としない生命体が存在する可能性は受け入れられているが、本書の書かれた2011年ではありえないことであり、そのような主張をすれば攻撃――たいていは人格攻撃――にさらされて当然だった。また、直接捕まえることができないのであれば、痕跡を探すしかないが、それが地球内生命による汚染との戦いであるということが繰り返されている。そしてそれが研究者と一般市民、そして研究者間に大きな溝をもたらす要因ともなっている非情な現実も突き付ける。 地球外生命の研究は全くの手探りでしかないが、少なくともグリーゼ581Gのような発見もあり、何かが見つかるかもしれない期待はある。なにより、地球外生命を考えることは、生命とは何か、そして我々はどこから来た何者であるのかを、改めて考えなければならないことを教えてくれる。
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この本は、アストロバイオロジーについて書かれたものというよりも、 アストロバイオロジーに携わる「人」を書いたものと言えます。 研究者たちの人となり、情熱、葛藤が生々しく描写されています。 何より筆者が一人称で書いているので、本を読んでいるというより、 話を聞いているような感じです...
この本は、アストロバイオロジーについて書かれたものというよりも、 アストロバイオロジーに携わる「人」を書いたものと言えます。 研究者たちの人となり、情熱、葛藤が生々しく描写されています。 何より筆者が一人称で書いているので、本を読んでいるというより、 話を聞いているような感じです。 アストロバイオロジーの基本をガッチリ学びたいという人にはやや不足気味な内容かもしれませんが、 最先端の学問の熱気は伝わってくる本です。 著者はアメリカ人ですが、SETIの章には西はりま天文台の鳴沢さんも登場します。 日本人が登場するのもちょっと嬉しいですね(笑)
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