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心に怒りの火をつけない ブッダの言葉“法句経"で知る慈悲の教え 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/10/25 |
JAN | 9784043944460 |
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心に怒りの火をつけない
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
法句経は釈迦の説いた処世術。釈迦の言葉に続く著者の解説がわかりやすく、また人生経験の深さを感じさせていて味わい深く、とても安らかな気持ちになれた。
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一応法句経という仏典からの引用を50項目挙げて、その解説をする体裁になってはいるのだが、実は経典の内容とその解説はあまりリンクしていなくて、著者が信ずる処を法話風にまとめてある。その主張を強引に分類すると、小乗仏教の本質に関係する4つの要素を繰り返し述べていることに気付く。 ①...
一応法句経という仏典からの引用を50項目挙げて、その解説をする体裁になってはいるのだが、実は経典の内容とその解説はあまりリンクしていなくて、著者が信ずる処を法話風にまとめてある。その主張を強引に分類すると、小乗仏教の本質に関係する4つの要素を繰り返し述べていることに気付く。 ①慈悲:善い行いを実践し、清らかな境地に至れ。 ②自我:人生は勝負事ではない。「わたし」を捨て去り、ありのままに生きよ。自分を大きく見せることなかれ。 ③無常:「今、ここ」に集中し、瞬間瞬間を大切にせよ。過去を思い悩んだり、未来を不安がるのは意味がない。何一つ確実なものはないのだから。 ④執着:何かに執着する事は苦である。欲は決して満たされることがなく、何かを得れば不自由になる。仏教は得る道でなく捨てる道を教える。 実にありがたい教えではあるけれど、皆がみんな幼い頃からこういう思想だと世界は全く発展しない。仏教的には発展などしなくても良いのだ、という事なのだろうが、人類にとって本当にそれでいいのか悩むところだ。 以前から妻帯を許さない宗教は必然的に人類を絶滅させるだけではないかと不思議に思っていたが、こうして考えてみると仏教というのはある程度歳をとり、子供も独立し、善きことも悪しきこともやり尽くした人の為の教えなのかも知れない。家族や財産に執着せざるを得ないような若いうちから帰依してはいけない宗教なのだ。
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戦って勝つことが幸福への道ではありません。 戦いに挑んでも勝つ人は一人もいないのです。 勝ち負けを競うのではなく、自分の能力を発揮することに努めるのです。そのことによって自分に適した道が開かれていく。 心が落ち着いてさえいれば問題の本質が見える。問題の本質をきちんとつかめば、解...
戦って勝つことが幸福への道ではありません。 戦いに挑んでも勝つ人は一人もいないのです。 勝ち負けを競うのではなく、自分の能力を発揮することに努めるのです。そのことによって自分に適した道が開かれていく。 心が落ち着いてさえいれば問題の本質が見える。問題の本質をきちんとつかめば、解決しようがない問題だからほおっておこうとおなる。人生とは新しい毎日の連続。 自分は何も知らないとして学び続ける人は必ず花開く。 心が安らかであれば、どこにいても安らかな世界になります。平和な心があれば、平安な世界で暮らすことができます。 気が弱くて怖がりな人は武器を持とうとする。自信がない人は強がります。不満のある人は派手に自己主張します。抑圧された人は件名に権力や地位を手に入れようとします。 本当に強い人、自信のある人、能力のある人は自分自身に満ち足りているから、いつも落ち着いていられる。
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