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原発推進者の無念 避難所生活で考え直したこと 平凡社新書
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原発推進者の無念 避難所生活で考え直したこと 平凡社新書

北村俊郎【著】

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原発推進者の無念 避難所生活で考え直したこと 平凡社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2011/10/17
JAN 9784582856095

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商品レビュー

2.6

5件のお客様レビュー

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2012/05/28

こんなに読んでいて腹立たしい本はなかなかない。 作者の原発に携わったものとして福島原発の近くに家を構えたこと、そして生の避難者の体験談をここまで書いたことは評価したい。 しかし、後半に進むに連れて中立的な立場からまるで私は関係ないと言わんばかり、組織としてしょうがなかったとい...

こんなに読んでいて腹立たしい本はなかなかない。 作者の原発に携わったものとして福島原発の近くに家を構えたこと、そして生の避難者の体験談をここまで書いたことは評価したい。 しかし、後半に進むに連れて中立的な立場からまるで私は関係ないと言わんばかり、組織としてしょうがなかったというような姿勢が気に入らない。そして震災直後の原発職員の対応の記載が発表と異なっていたり、海外の都合の良い話を多く持ちだしたり中立と言いながら事実を伝えようとしないことがとても気に入らなかった。 推進者の無念なんかより被災者の無念の方が計り知れない。

Posted by ブクログ

2012/03/22

 本書は、原発関係者でもあり原発被害者でもある著者による、原発事故の避難所の実態と原発についての様々な考察の書である。  避難所の実態は、今までにもマスコミでいろいろ報道されてはきたが、本書の詳細な実体を読むと、さらにその過酷さがよくわかった。  今までに出版された原発事故関連本...

 本書は、原発関係者でもあり原発被害者でもある著者による、原発事故の避難所の実態と原発についての様々な考察の書である。  避難所の実態は、今までにもマスコミでいろいろ報道されてはきたが、本書の詳細な実体を読むと、さらにその過酷さがよくわかった。  今までに出版された原発事故関連本とは違い、著者はジャーナリストではない。本書を読むと著者の生真面目な文章は、たんたんと避難所の実情を報告しているが、それが日常を奪われた現地被災者の過酷な実態を赤裸々に浮き彫りにしていると思った。  また「原発を考える」では、原発をめぐる情勢や内情、問題点等を詳細に考察しており、これはこれでわかりやすいと思ったが、同時に他人事を語るような違和感も持った。  著者は、日本原子力発電の「現場」と「本店」を交互に勤め上げ、その後は日本原子力産業協会に所属している、いわば原発村の幹部である。本書では原発村内部の問題点も多くあげられているが、原発の歴史的事故をおこしてしまった加害者としての自責の念はあまり感じられないように読み取れたのは気のせいだろうか。  著者は、本書の「原発関係者の責務」で多くの原発に関するきびしい提言をおこなっているが、著者は現役時にそれらを職を賭しても行うべきであったと指摘するのは酷だろうか。  本書で明らかになっている被害の実態は、時間の経過とともにさらに拡大していかざるを得ないだろう。原発推進主体の内部からもこのような本が出てくることをみると、日本においては、すでに原発推進は無理であると考えざるを得ないことが明らかになった本だと思った。

Posted by ブクログ

2012/03/14

日本原子力発電(株)に勤めていた北村俊郎氏が、災害時に考えるべきことと今回の東日本大震災で至らなかったことをまとめて書き連ねた一冊。一個人の意見とはいえ、中立的なのですんなり読んでいける。 でも、豊富な現場業務や海外での学会報告を経験されている様子なのに、これらの観点に基づく提言...

日本原子力発電(株)に勤めていた北村俊郎氏が、災害時に考えるべきことと今回の東日本大震災で至らなかったことをまとめて書き連ねた一冊。一個人の意見とはいえ、中立的なのですんなり読んでいける。 でも、豊富な現場業務や海外での学会報告を経験されている様子なのに、これらの観点に基づく提言がほとんどありませんでした。経歴を見るに、文科系の方なので事務屋さんだったのかな。

Posted by ブクログ

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