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孫文 その指導者の資質 角川oneテーマ21
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/10/11 |
JAN | 9784041100486 |
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孫文
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
面白かった。清朝と中共の狭間。親日的な孫文を知ることで、建設的な視点を持つことができたように思う。又、不勉強だった近代アジア史の一端を学ぶことができたという意味でも有意義な読書だったと思う。
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ここ最近都知事としていろいろ話題になっている国際政治学者舛添要一氏が、自身が尊敬しているという「孫文」の生涯について記した本です。 孫文というと中国・台湾ともに建国の父とされ、日本に亡命していた時期があることから日本とも浅からぬ関係がある革命家。しかしその生涯については自分はほと...
ここ最近都知事としていろいろ話題になっている国際政治学者舛添要一氏が、自身が尊敬しているという「孫文」の生涯について記した本です。 孫文というと中国・台湾ともに建国の父とされ、日本に亡命していた時期があることから日本とも浅からぬ関係がある革命家。しかしその生涯については自分はほとんど知りませんでした。 この本を読むと、孫文は一般的な「革命家」のイメージとは違うことが分かります。ファナティック・カリスマという言葉は似合わず、飄々とした部分を持ち、また好機を逸することも少なくありませんでした。 日本と関わりが深いと書きましたが、日本も孫文を(当然)善意だけで支援したのではなく、国益のために利用していた人もいたようで(もちろん孫文もそんな人たちを利用していましたが)、国際政治が甘くないことを教えてもらいました。 孫文の遺書「革命いまだ成らず」という言葉に、まだやり足りなかった無念さと、革命を成すことは容易ではないことを思いました。
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孫文を支えた日本人のうちの一人、梅屋庄吉が長崎県イチオシということで、しっかり読んでみた。 当時の日本の二面性が印象に残る。一方では、アジアを欧米列強から開放せんと思い孫文をはじめアジアに貢献した人がいて、一方では日本も欧米列強と同様に植民地を広げるべく動いた人がいた。実際の歴史...
孫文を支えた日本人のうちの一人、梅屋庄吉が長崎県イチオシということで、しっかり読んでみた。 当時の日本の二面性が印象に残る。一方では、アジアを欧米列強から開放せんと思い孫文をはじめアジアに貢献した人がいて、一方では日本も欧米列強と同様に植民地を広げるべく動いた人がいた。実際の歴史はまさにそういう状態だったのだろう。それを、極端な左右の人は片方の面しか見えない、というのが現状なのではないか。 古市さんの「誰も戦争を教えられない」と連続して読んだということもあり、歴史は必ずしも1つではないということを強く意識しました。
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