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惜 百年文庫97
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2011/10/11 |
JAN | 9784591121856 |
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
死者を悼む3作。 中でも洲之内徹の『赤まんま忌』は愛息の死を扱っていて胸が痛む。思い出すのも苦しい記憶と向き合い紡がれた文章。
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「枯木のある風景」 芸術家は命を削り、魂を込める。 まさに、そのような生き様を描いた作品だと感じた。 刺激しあい、理解しあう仲間の存在は、彼らにとってかけがえのないものだろう。 古泉に、「お前は芭蕉風でいけ」とそれとなく示唆されているように、その言葉が島木から離れない。 友を亡く...
「枯木のある風景」 芸術家は命を削り、魂を込める。 まさに、そのような生き様を描いた作品だと感じた。 刺激しあい、理解しあう仲間の存在は、彼らにとってかけがえのないものだろう。 古泉に、「お前は芭蕉風でいけ」とそれとなく示唆されているように、その言葉が島木から離れない。 友を亡くしても、その存在の大きさは変わらない。 そういう関係だって、あるんだ。 小出楢重と鍋井克之を描いた作品らしい。 「ラ氏の笛」 病に侵されたラオチャンドの心が悲しい。 自分の口にした笛を吹けるか否かで、人の心を試してしまう。 受け入れ寄り添ってほしい心と、それは叶わぬという孤独と苦しさが、まざまざと伝わってくる。 人が死ぬということは、孤独で悲しくて、当たり前のことなのだ。 悲しみと悲しみのはざまに、幸福を見つけ出し、心を慰めようとする思いに、生きる者の切なさを感じた。 「赤まんま忌」 「まだお弁当も食べていないのよ」という母親の言葉が胸に迫った。 子どもを亡くしてしまった苦しさと、受け止めきれない心を、ひしひしと感じる。 これは実話だろうな、と、読んでいて感じた。 それほど、心が入った作品だった。
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上林暁が受け取る宇野浩二の「枯れ木のある風景」の顛末を読んでいたので、関心を持つ。洲之内徹の「赤まんま忌」は読んでいたはずなのに覚えていない。
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