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惜 百年文庫97
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惜 百年文庫97

宇野浩二, 松永延造, 洲之内徹【著】

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惜 百年文庫97

定価 ¥825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2011/10/11
JAN 9784591121856

¥715

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2022/10/29

死者を悼む3作。 中でも洲之内徹の『赤まんま忌』は愛息の死を扱っていて胸が痛む。思い出すのも苦しい記憶と向き合い紡がれた文章。

Posted by ブクログ

2021/09/13

「枯木のある風景」 芸術家は命を削り、魂を込める。 まさに、そのような生き様を描いた作品だと感じた。 刺激しあい、理解しあう仲間の存在は、彼らにとってかけがえのないものだろう。 古泉に、「お前は芭蕉風でいけ」とそれとなく示唆されているように、その言葉が島木から離れない。 友を亡く...

「枯木のある風景」 芸術家は命を削り、魂を込める。 まさに、そのような生き様を描いた作品だと感じた。 刺激しあい、理解しあう仲間の存在は、彼らにとってかけがえのないものだろう。 古泉に、「お前は芭蕉風でいけ」とそれとなく示唆されているように、その言葉が島木から離れない。 友を亡くしても、その存在の大きさは変わらない。 そういう関係だって、あるんだ。 小出楢重と鍋井克之を描いた作品らしい。 「ラ氏の笛」 病に侵されたラオチャンドの心が悲しい。 自分の口にした笛を吹けるか否かで、人の心を試してしまう。 受け入れ寄り添ってほしい心と、それは叶わぬという孤独と苦しさが、まざまざと伝わってくる。 人が死ぬということは、孤独で悲しくて、当たり前のことなのだ。 悲しみと悲しみのはざまに、幸福を見つけ出し、心を慰めようとする思いに、生きる者の切なさを感じた。 「赤まんま忌」 「まだお弁当も食べていないのよ」という母親の言葉が胸に迫った。 子どもを亡くしてしまった苦しさと、受け止めきれない心を、ひしひしと感じる。 これは実話だろうな、と、読んでいて感じた。 それほど、心が入った作品だった。

Posted by ブクログ

2013/03/02

上林暁が受け取る宇野浩二の「枯れ木のある風景」の顛末を読んでいたので、関心を持つ。洲之内徹の「赤まんま忌」は読んでいたはずなのに覚えていない。

Posted by ブクログ

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