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重い障害を生きるということ 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/10/22 |
JAN | 9784004313359 |
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重い障害を生きるということ
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商品レビュー
3.9
18件のお客様レビュー
人間は元々弱い存在で、だからこそ同じ人間同士で共感したり、分かち合ったりしてここまで歩んできました。 にも関わらず、時にそういったことを忘れ、社会的弱者に対して排除につながるような考え方を持ってしまっている自分がいることに気づかされました。
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重度障害者への医療福祉に長年従事し、施設設立にも携わった医師による手記。 以下、本書の「はじめに」より。 びわこ学園では、心身ともに重い障害のある子や成人が生活し、必要な医療と介護を受けている。 障害の程度は、身体的には「ねたきり」の人が多く、知能的には「ほとんどなにもわからな...
重度障害者への医療福祉に長年従事し、施設設立にも携わった医師による手記。 以下、本書の「はじめに」より。 びわこ学園では、心身ともに重い障害のある子や成人が生活し、必要な医療と介護を受けている。 障害の程度は、身体的には「ねたきり」の人が多く、知能的には「ほとんどなにもわからない」と言ってもよい状態の人も多い。 見学に来られる方は、あまりの障害の重さに息を詰め、言葉なく立ち尽くされていることがある。 それは、その人たちの人生で、出会ったことも想像したこともない姿ではないかと思うのである。 こころに立ち現れてくる気持ちを自分でもつかめず、その気持ちをどう表現したらよいかわからず、感想や意見を述べることができない様子であるが、それでよいのではないかと思う。 この経験が、その人の人生になんらかのかたちで影響があるかもしれないということでよいのだと思う。 過日、外国のグループでの見学があった。 その人たちは「かわいそうに」と表現していた。 日本人のグループでも、重い心身の障害で生きている姿を「かわいそう」と思い、そのように言葉にする人もあり、別に違和感はなかった。 だが、よく聞いてみると、「これだけ重い障害があるのに生かされているのはかわいそうだ」という意味であった。 では、この人たちに医療をおこなわず、生活の介助をせず、死に委ねるのがよいのかということになる。 それは違うであろう。 だが、このように根本的には改善の余地がないように思える重い心身の障害のある人が、人生を生きていることがほんとうに幸せなのか、という問いが残る。 本書を執筆しようと思ったのは、多くの方に「重症心身障害」の状態で人生を生き、生活している人たちのことについて知っていただきたいのと、「ほんとうに、生きているのが幸せなのだろうか」という自分自身の問いでもあることに答えたいと思ったことからである。 それは、人が「生きるということ」について、また人の「生きる喜び」、人の「生きがい」などについて考えていくことになる。 それは、人間というのはどのような存在なのか、どのような生きものなのかということ、さらに社会の在りようにも広がっていくと思うのである。
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まずは、第一歩。あのような事件が起きた今、障がい者を本当に尊いと考える第一歩になりました。知らないということは恥ずかしい。逃げていてはダメ。命を考えさせられる本。
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