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獅子頭(シーズトォ)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2011/10/07 |
| JAN | 9784022508942 |
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獅子頭(シーズトォ)
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商品レビュー
3.7
13件のお客様レビュー
主人公の恋愛遍歴的小説
私は小説はあまり読まないんですが、素人ながら些かお粗末な内容じゃないかと思いました。 主人公・張二順は、幼い頃雑技団に入団し、国際スターになるのを夢見て研鑽に励む。この辺りの文脈は悪くはないのだが、一転、演技中に不慮の大怪我を負い、退団を決意するに至る。「シーズトォ」前半はこん...
私は小説はあまり読まないんですが、素人ながら些かお粗末な内容じゃないかと思いました。 主人公・張二順は、幼い頃雑技団に入団し、国際スターになるのを夢見て研鑽に励む。この辺りの文脈は悪くはないのだが、一転、演技中に不慮の大怪我を負い、退団を決意するに至る。「シーズトォ」前半はこんな感じです。 一転、夢を諦めた二順は、料理人の父親の影響で料理人を志すようになる。故郷を遠く離れた中国東北部で料理人修業に励み、メキメキ頭角を現していく。 その後の展開としては、ゆくゆく主人公は日本の招請を容れて中国を離れ、渡日する。その前後に恋愛模様が描き出されるが、その辺の筆運びぶりと展開に稚拙という印象を受けた。 第一体育会系でいながら、性格は懦弱で頼りなく、渡日以来依然日本語での会話すらままならず、(中国人的なのかは分かりませんが)節操の欠片も無い恋愛を平気でする辺り、あと薄情な恋愛観などが相まって、主人公の人間性をとても複雑にしています。 と共に、ラストが尻切れトンボな気がしたし。 タイトルから熱血料理人の物語かと思ったのですが、読んでて萎えました。 ただ、雑技団を退団する辺りまではそこそこ評価できると思います。 楊逸さんの技倆には懸念を抱きますが、とはいえ、中国人の彼女が日本の文壇に在籍し、活躍されるのは、両国の架け橋というに止まらず、とても意義深いことだと思います。今後共研鑽に励まれ、よりよい小説を見せてください。辛めのレビューですが、今後も応援してまいります。
聖熟女☆ミ
読み続けるのが少し苦痛なぐらい二順にはイライラした。 作者はあとがきで主人公に対して 善良で素直、悪く言えば単純で愚かと評している。 人種を人格化した 私が思い浮かべる中国が当てはまった。 爆買いに代表される急速的な経済成長の一端も 善良で素直な人々だからできたのだろう た...
読み続けるのが少し苦痛なぐらい二順にはイライラした。 作者はあとがきで主人公に対して 善良で素直、悪く言えば単純で愚かと評している。 人種を人格化した 私が思い浮かべる中国が当てはまった。 爆買いに代表される急速的な経済成長の一端も 善良で素直な人々だからできたのだろう ただそこに巻き込まれた人はたまったものではない。 雲紗や雲舞(娘)の事を思うと居た堪れないが 傷つけようと思っていないのに、空回っている。 そんな紆余曲折がどう迎えるのかと思っていた時に 鈴木という日本人の同僚がでてくる これまた私の思う日本人像そのままだった。 人前ではいい人を演じるのに少しでも寮生活に不満があると表面上は出さずにネチネチ攻撃してくる。かと思えばおだてると想像もできないいい人になって掛け値無しに優しくしてくれる。 二順の周りの人は果たして二順に何か言えるほど 出来た人なのか?とも思い始める。 程なくして大連の時の居住の方がいい事や 物価比率に対しての生活レベルが 必ずしも日本が恵まれているわけではない事など 徐々にわかっていくと 二順にイライラしていた私はハッとさせられた。 人を採点する前に 誰が自分のことを大事に思ってくれているか その人の事を自分は大事にしているのか それだけを考えて進んだほうがいいんだと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中国の無学な二順は、とことん無学だけど 流されていながらも懸命に生きているんだよね どうして?もっと考えて!ちゃんと!と 少しイライラしながらも読んでいき あまりにも自分の気持ちに正直で、愚かな二順を このような形の小説にした作者・楊逸さんの気持ちも考えてしまう 生まれながらの考え方、風習は、 日本とはあまりにも違う中国だから たくさんの誤解が生まれるのかもしれません 小説に出てくる料理は美味しそう この小説は、中国から日本に来て生活をした 楊逸さんじゃなければ書けない小説なんでしょうね 文章はわかりやすく読みやすい本でした
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