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純潔のマリア(限定版)(2) ピースKC

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商品詳細
内容紹介 | //特典~画集付 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/10/07 |
JAN | 9784063648775 |
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純潔のマリア(限定版)(2)
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純潔のマリア(限定版)(2)
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
【再読】やっぱりフクロウはかわいい。悩めるポッポちゃん。救えたはずのものを救えなかったとか後悔してもしきれない。また戦場に立つマリアに… エゼキエルも迷いまくり。マリアをぎゅっと抱きしめたところで想いが伝わってくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マリアの元にミカエルの使い・エゼキエルが使わされる。監視役だ。 しかし、マリアはエゼキエルの目を盗んでは力を揮う(どのように目を盗むかは、問題ではない)。 そしてエゼキエルは知っていく。 神の元に平等である人間たちが、いかに不平等な生活を送っているか。 天界が人間を『平等』にするため、どれだけの『不幸』を見殺しにしているか。 少なくとも、マリアの行為は人間たちを幸せにしている。ごく一部だが。 エゼキエルたちに取っては、自分の目の前の子どもに、足下に花が咲いているのを教えることすら不平等を生む愚行だ。 「敬虔ではないとしても、あの者の行いそのものは断罪に値するのか悩ましいのです」 ついにエゼキエルはそう疑問を持ってしまう。 そして、次にマリアが力を使った時は、殺すように命令を受けてしまう。 エゼキエルはどうするか。 マリアが力を使わないように、彼女に届く依頼の手紙を焼いていくのだ。 2巻は、ほぼ完全にエゼキエルが主人公だ。 さっきもちょっと書いたけど、作者であるの石川雅之さんは、多分「マリアがいかにしてエゼキエルの目を盗むか」などの細かいポイントには全く興味がない。描こうと思えば面白いエピソードを描くこともできるだろうけど、一切しない(氏の実力は『週刊石川雅之』などで実証済みだ)。 石川さんが描こうとしているのは、マリアと接することでエゼキエルの心がいかに変わっていくかだ。 第2巻のラスト、マリアが止めようとする大きな戦争の描き込みは、いつにも増して凄まじい。正気の沙汰ではない。氏は基本的にアシスタントを使わないのだが(Ustreamで作画風景を配信している)、とてもそうは思えない。 ミカエルの命令には逆らえず、戦場の上空で力を揮おうとしたマリアを、エゼキエルは貫いてしまう(彼女は槍なのだ)。 どうやら致命傷は外したらしいのだが(推測)、エゼキエルの心中は察してあまりある。 マリアの思考に同調してしまい、しかし天の命令には逆らえず、彼女を殺さねばならないのに、殺し損ねた。 もはや地上にも天界にも、彼女の味方はいない。
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戦争と魔女という点では「靴ずれ戦線」と工を同じくするな。かなり曲は異なるのだが。 それにしてもどんどん絵の密度が上がって行く。すごい。
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