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純潔のマリア(限定版)(2) ピースKC
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純潔のマリア(限定版)(2) ピースKC

石川雅之(著者)

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純潔のマリア(限定版)(2) ピースKC

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商品詳細

内容紹介 //特典~画集付
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/10/07
JAN 9784063648775

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2016/10/09

【再読】やっぱりフクロウはかわいい。悩めるポッポちゃん。救えたはずのものを救えなかったとか後悔してもしきれない。また戦場に立つマリアに… エゼキエルも迷いまくり。マリアをぎゅっと抱きしめたところで想いが伝わってくる。

Posted by ブクログ

2013/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 マリアの元にミカエルの使い・エゼキエルが使わされる。監視役だ。  しかし、マリアはエゼキエルの目を盗んでは力を揮う(どのように目を盗むかは、問題ではない)。  そしてエゼキエルは知っていく。  神の元に平等である人間たちが、いかに不平等な生活を送っているか。  天界が人間を『平等』にするため、どれだけの『不幸』を見殺しにしているか。  少なくとも、マリアの行為は人間たちを幸せにしている。ごく一部だが。  エゼキエルたちに取っては、自分の目の前の子どもに、足下に花が咲いているのを教えることすら不平等を生む愚行だ。  「敬虔ではないとしても、あの者の行いそのものは断罪に値するのか悩ましいのです」  ついにエゼキエルはそう疑問を持ってしまう。  そして、次にマリアが力を使った時は、殺すように命令を受けてしまう。  エゼキエルはどうするか。  マリアが力を使わないように、彼女に届く依頼の手紙を焼いていくのだ。  2巻は、ほぼ完全にエゼキエルが主人公だ。  さっきもちょっと書いたけど、作者であるの石川雅之さんは、多分「マリアがいかにしてエゼキエルの目を盗むか」などの細かいポイントには全く興味がない。描こうと思えば面白いエピソードを描くこともできるだろうけど、一切しない(氏の実力は『週刊石川雅之』などで実証済みだ)。  石川さんが描こうとしているのは、マリアと接することでエゼキエルの心がいかに変わっていくかだ。  第2巻のラスト、マリアが止めようとする大きな戦争の描き込みは、いつにも増して凄まじい。正気の沙汰ではない。氏は基本的にアシスタントを使わないのだが(Ustreamで作画風景を配信している)、とてもそうは思えない。  ミカエルの命令には逆らえず、戦場の上空で力を揮おうとしたマリアを、エゼキエルは貫いてしまう(彼女は槍なのだ)。  どうやら致命傷は外したらしいのだが(推測)、エゼキエルの心中は察してあまりある。  マリアの思考に同調してしまい、しかし天の命令には逆らえず、彼女を殺さねばならないのに、殺し損ねた。  もはや地上にも天界にも、彼女の味方はいない。

Posted by ブクログ

2012/01/15

戦争と魔女という点では「靴ずれ戦線」と工を同じくするな。かなり曲は異なるのだが。 それにしてもどんどん絵の密度が上がって行く。すごい。

Posted by ブクログ

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