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ためらいのリアル医療倫理 命の価値は等しいか? 生きる技術!叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2011/09/24 |
JAN | 9784774148373 |
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ためらいのリアル医療倫理
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商品レビュー
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17件のお客様レビュー
「リアル」であることに重きを置くと、ある種の人からは嫌われることがあると思う。それはたとえば原理主義的な人。言うまでもないことだと個人的には思うのだけれど、現実は一つの原理で割り切れるほど単純なものではない(その原理がいかに論理的に正しいものであるにしても)。特に「倫理」において...
「リアル」であることに重きを置くと、ある種の人からは嫌われることがあると思う。それはたとえば原理主義的な人。言うまでもないことだと個人的には思うのだけれど、現実は一つの原理で割り切れるほど単純なものではない(その原理がいかに論理的に正しいものであるにしても)。特に「倫理」においてはこれが正解という統一見解など得られないと思う。「倫」の旁である「侖」は❝輪❞を表すから、「倫」とは「人と人との輪(つながり)」のことを言う。そのつながりにおける理屈が「倫理」なわけだから、「倫理」は人と人との具体的なつながりの状況=コンテクストにおいてその都度その理=意味を変えて当然のはず。 筆者もこうした文脈主義(なんて言葉があるかは知らないけれど)に立ちながら(たぶん)、医療現場における「倫理」を考察していく。その結果得られる結論が「ためらい」であるという、タイトル通りの本である。「倫理」に絶対的な正しい原理が存在しえないのだとしたら、その場その場の「つながり」の中で「本当に私は正しいのか」という「ためらい」は必ず生じざるを得ないから。 余談だけれど、医師志望や教員志望の人ってだいたい「患者さん/生徒に寄り添える医師/教師になりたい」って言うんだけれど、現実のリアルなところは〈寄り添えない〉って苦悩をベースに面接で喋ることができたら評価高いと思うんだどなあ。
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語り口が内田先生に似過ぎていて少し苦手でした。内容は平易で、家庭医療学んでいる人なら当たり前なことですが、自力でこういう考えにたどり着くためにはよっぽど試行錯誤されたんだろうなと思いました。
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通常の医療場面で考えさせられる倫理について書いています。 医療者にとってあまりにも近すぎて素通りしていた視点です。 http://ameblo.jp/nancli/entry-11624663558.html
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