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アニメ『俺の妹』がこんなに丸裸なわけがない
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アニメ『俺の妹』がこんなに丸裸なわけがない

電撃文庫編集部【編】

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アニメ『俺の妹』がこんなに丸裸なわけがない

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/09/30
JAN 9784048706490

アニメ『俺の妹』がこんなに丸裸なわけがない

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2018/10/21

アニメ第1期のガイドブック。 挑発的なタイトルとカバーイラストは『アニメの魅力を“赤裸々”に公開』から来ているようです。もちろん内容は全年齢向けアニメの公式ガイドブックです。帯を取った下にもちゃんと帯は印刷されています。ただし、カバーを取ると上下の帯のないイラストを見ることができ...

アニメ第1期のガイドブック。 挑発的なタイトルとカバーイラストは『アニメの魅力を“赤裸々”に公開』から来ているようです。もちろん内容は全年齢向けアニメの公式ガイドブックです。帯を取った下にもちゃんと帯は印刷されています。ただし、カバーを取ると上下の帯のないイラストを見ることができます。購入して確認する価値はあると思います。 版権イラスト(おそらく他には未収録のもの)、高坂桐乃役の竹達彩奈さんと黒猫役の花澤香菜さんによる「聖地巡礼ほかグラビア」、キャラクター紹介(声優インタビュー含む)、スクリーンショットを織り交ぜた各話紹介、スタッフインタビュー、原作者伏見つかさによる書下ろし短編「黒髪の妹がこんなに可愛いわけがない」などで構成されています。 目新しい(自分にとって、ですが)のは「聖地巡礼ほかグラビア」です。これは桐乃役竹達彩奈さんと黒猫役花澤香菜さんがロケ地を紹介する体のグラビアで、28ページの大ボリューム。撮影当日はあいにくの雨だったようで暗めの写真と屋内の写真が多く、スクリーンショットと現地の写真を並べて「完全に一致」って確認する「聖地巡礼ガイド」としては正直やや消化不良気味ではありますが、逆に千葉都市モノレールの制服(コスプレ)の写真も多く、お二人のファンにとってはたまらない仕上がりでしょう。 余談ですが、実在する街が舞台になっているアニメは2006年以降から増えた(http://katoyuu.hatenablog.jp/entry/animetourism)んだそうです。ロケが緻密で再現度が高かった作品として「けいおん」と本作が印象に残っているのですが、そのガイドブック中でこんな企画をして、公式に「この場面はあそこです」ってガイドしてくれるのは、実在のエロゲやまとめサイト名を登場させたり、作中作に凝ったりして話題を呼んだ本作ならではです。 アニメのガイドブックとして肝心の各話紹介は、膨大な絵コンテを基に演出意図をたっぷり聞かせてくれた「けいおん」のガイドブックに比べるとあっさりした印象ですが、地上波では放送されず、Web配信となった12.5話~15話もきちんと紹介されています。 インタビューでは監督の神戸洋行、シリーズ構成の倉田英之、原作者伏見つかさの3人へのスタッフインタビューが興味深く読めました。本アニメは原作のイラストレータかんざきひろがキャラデザインを務め(30年近く前の『クラッシャージョウ』以来だとか)、原作者がシナリオを書いている回もあるなど、原作再現度が非常に高いアニメなのですが、その辺りの雰囲気がよく伝わってきて楽しめました。 ラストの書き下ろし短編は、原作の京介と桐乃が、『努力して文武両道を貫いている兄と真面目が取り柄の妹だったら』というifストーリー。ラスト近くの一文が心に沁みます。平和だけれど、ここから物語は始まりませんものね。 大量に入っていると思われる小ネタの紹介が充実していない(ところで、2話のスクリーンショットに「ねこシス」出てたんですね!)とか、もっとインタビューして欲しいスタッフ(神前暁とか)がいた、とか、やや不満はありますが、まあまあ納得の1冊でした。作品や声優さんのファンなら買っても損はしないかな。

Posted by ブクログ

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