レアメタルハンター・中村繁夫のあなたの仕事を成功に導く「山師の兵法A to Z」

中村繁夫【著】

• 販売会社／発売会社: ウェッジ
• 発売年月日: 2011/09/20
• JAN: 9784863100893

商品レビュー

2013/09/01

日本人「ビジネスマン」には想像を超えた説得力があるエピソードが多い。
アメリカ人は極めて宗教的だが、日本人はなかなか精神的支柱を見つけられないという指摘は、するどいと言うか、さすが現場で感じた人間だと思った。海外で商売したい方は読んで損はないと思う。

2013/08/31

◆ネタバレ

・まず事故が起きたら、損失が含まらない内に素早く行動し、
少しの損失は諦める。安全な道と危険な道があれば、迷わず
危険な道を選ぶ。
失敗もするが、早期の失敗は、長い目で見れば、最小限の損失で済む。

・状況分析に期待は禁物。

・似たような人間が3人集まっても、良いアイディアは出ない。
違う人間が3人夜から、良い知恵が出てくる。

・会社を辞めても食っていけるような人間になる。
独りでも創造性のある仕事を出来るようになる努力を積み重ねる。
挑戦した結果、失敗するのは仕方ない。リスクを最小限にするには
危機感を研ぎ澄ませること。そして、信じた道を突き進む。

・三現主義
現場、現物、現実を直視する。
旅行に行った時は、現地の観光地よりも、歴史を探ってみると良い。

・異質なモノへの謙虚な姿勢、理解力を養う。

・韓国人の能力も認める。
今や、韓国人のエリートは英語・日本語もマスターしている。
日本の官僚よりも優秀で、米国などで学生時代から学んでいる
向上心の高い人が多いのも事実。

（人間性はおいておいて・・・）日本の真似ばかりと言うが、
日本も米国の真似をしながら経済発展を遂げてきた。
学べるところもたくさんあるはず。

他、海外でビジネスを積み重ねてきた経験を垣間見ることが出来る
興味深い本で、ロシア・中国・米国・韓国人との付き合い方なども
記載されていて、大変参考になった。

2013/07/07

洞察力を鍛えるためには
１）機先を制する
２）情報の取捨選択と分析力
３）知識と経験を生かした直感

一回きりの人生、貪欲に生きなかったらつまらない。