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きずな 時代小説親子情話 ハルキ文庫時代小説文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2011/09/15 |
| JAN | 9784758435956 |
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きずな
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
親子の絆を描いた5選。 そうそうたるメンバーだから、読んだことがある話が多いが、しみじみした話は何度読んでもあたたかい気持ちになるし、新たな情景が浮かんでくる。 宮部みゆき「鬼子母火」 過去5回以上読んだと思うが、飽きない。 何度読み返しても、もの悲しくて、ミステリー絡みが興味深くて、少しあたたかい。 池波正太郎「この父その子」 淡々とした文章の中に、静かな情景が浮かび、かすかに殿の心情と哀愁が伝わってくる。 映画を観ているような気持ちになった。 高田郁「漆喰くい」 もちろん母を思う気持ちにはほっこりさせてもらったが、当時の縛られた環境から一歩はみ出すことが、どれほど困難で怖いことなのかを改めて知ることができた。 山本周五郎「糸車」 やっぱ、それ以外の落とし所はないのだろう。 少し狭量で頑な過ぎないかとも思ったが、それは現代人の思うこと。 当時は一択しか選ぶことができなかったのだろう。 茨の道を選んでも、心の安寧が一番なのだろう。 平岩弓枝「親なし子なし」 あまり気持ちのよい話ではない。 息子には改心して欲しかったけど、そう簡単ではないようだ。 奉行の粋な計らいで新たな道が開けたが、つい物語の先を考え、心配してしまう。 とことん懲りたはずなのに、また舞い戻ってしまうのではないかと… 2025/05/03 13:50
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親子をテーマにした時代小説の大人気作家5人のアンソロジー。 不遇の環境、憤り、嘆き、ほっこり、ホロリ、そして希望。時代小説ならではの安心感を、短編ゆえに凝縮された愛情と絆がたっぷりと描かれた作品たち。 高田郁の収録作品の『漆喰くい』は、みをつくし料理帖で人気となる前に雑誌に掲...
親子をテーマにした時代小説の大人気作家5人のアンソロジー。 不遇の環境、憤り、嘆き、ほっこり、ホロリ、そして希望。時代小説ならではの安心感を、短編ゆえに凝縮された愛情と絆がたっぷりと描かれた作品たち。 高田郁の収録作品の『漆喰くい』は、みをつくし料理帖で人気となる前に雑誌に掲載されたいわば隠れた名作だという。グルメ系のアンソロジーにも掲載されてもいい感じだが、池波正太郎と山本周五郎に挟まれた掲載順が『きずな』を強く感じさせてくれた。
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高田郁さんが読みたくて、図書館で借りてみた。 もちろん高田さんは文句なしに良かったけど、他の人も、こういう本を借りなければ読まなかっただろうけど、どれも面白かった。 かなり豪華な顔ぶれ。
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