笑う子規

正岡子規【著】, 天野祐吉【編】, 南伸坊【絵】

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2011/09/08
• JAN: 9784480823724

商品レビュー

2023/10/27

　鐘つけば銀杏散るなり建長寺（漱石）　この数ヶ月後、柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺（子規）　「笑う子規」、2011.9発行。　①めでたさも一茶位や雑煮餅　②毎年よ彼岸の入に寒いのは　③行水や美人住みける裏長屋　④秋の蚊のよろよろと来て人を刺す　⑤家にまつ女房もなし冬の風

2018/12/16

図書館で借りた本。
イラストレーションも、いい感じ。
俳句と言う入り口に、正岡子規さんを、身近に感じる事ができる。

2018/11/18

正岡子規の俳句の中から、天野祐吉さんがおかしみの強い句、笑える句を選りすぐって、句解ならぬ「それぞれの句から思い浮かんだあれこれ」を書きつけたという一冊。確かに子規にはユーモアのセンスがあると思うけれど、天野さんの「あれこれ」がそれを上回るほど粋なんだな。南伸坊さんの挿絵も絶妙で、思わずニヤリとしてしまう。