WorldShift 未来を変えるための33のアイデア

WorldShift Osaka実行委員会【編】

• 販売会社／発売会社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 発売年月日: 2011/06/01
• JAN: 9784799310144

商品レビュー

2012/09/14

多くの人たちがキーワードにしている言葉。
環境で言えば、「循環」。再生可能なモノを、再生が起こるスピード以上にとらない。地球という箱の中で二度と開かない蓋の中で、生み出していいものだけ生み出していく。
生活で言えば、好きなことにバカになる、でも他者や自然が中心となって動かされていく感じ。
これは最近感じること。いくら学生のときに所謂頭がいいと言われていても、研究だったり仕事だったりがうまくいくわけではない。利口さや器用さではなくて、成し遂げたいという気持ちがそれの上をいく。

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堀江貴文
アブダビの投資庁の人は散々日本を褒め称えた挙句、投資はしないという。理由は「やる気がないから」
日本の人は「小利口」、「杞憂野郎」が多い。”バカぢから”が必要。
どんどんおもしろい話を聞いて自分で噛み砕いて夢にしていく。道を完全にはみ出していいので！学校の勉強とかじゃなくて素で勝負したほうがいい。

柳澤大輔
「選択肢がたくさんある＝打つ手がある」と思うと深刻化しない。
アイデアを出しているうちになんだか悩んでいたことがばかばかしく思えてくる。出す前と出した後では少なからず変化があると思う。
アイデアをたくさん出す、それは選択肢が増えるということ。「アイデアいっぱいの人は深刻化しない」しょーもないアイデアをたくさんだそう！

平野豊宏
「正しい」も「間違い」もないのではないかと思う。あるのは、「楽しい」「楽しくない」、「気持ちいい」「気持ちよくない」という感覚。生きているからこそ出てくる喜怒哀楽という感情としっかりと向き合うことから「楽しい」「楽しくない」という感覚が研ぎ澄まされてくる。
好きなことをやり続けているだけで、気がついたらなりたい自分になっていた、というように、希望する未来が「出現」する。実現ではなく、出現する感覚。
自分の使命は「人を幸せにすること」「人に喜んでもらうこと」。モノが不足していた時代は、モノがたくさんあること＝「幸せ」「豊かさ」だった。今は「本当に自分がやりたいことは何か」を出現させる時代。ボクのやりたいことは、大好きな仲間と、人がワクワクすることを創造し続けること。

船井勝仁
日本語は母音言語で他の言葉と比べて「あいうえお」が多い。すると聞こえる周波数が変わってきて、自然の音に耳を傾けられる。夜の秋の虫の声をきれいだと思える。欧米や中国の人たちには雑音に聞こえる音。
知覧（鹿児島県）に特攻隊の人たちが最後に書いた手紙が保存してある記念館がある。自分のこと書いている人は一人もいない。
”足る”を知ってもらって、リーダーが足るを知って、求めずに、人のために、世のために動いてもらったらいい。

関太郎
どんな人がきても調和できるような精神。すべての人をうけいれられるような寛大な心。
相手と対峙した時に、相手を、自分を含めた一つの形に見られるときに合気道の技は大きくかかる。「宇宙に投げられているような」感覚。
でも、相手と無理に仲良くしようとする感覚とはちょっと違う。仲良くしようとしている時点で分離感が生じてる。嫌だなって思ってもダメ。武道の場合だと、相手を「強そうだな」と思った瞬間相対性が生まれる。
相手と対峙するときに、「新しい仲間がきなた」「新しい物語が始まるな」という感覚を大事にしてて、相手との共通項を探したりしたときに勝手に相手と自分が何かに動かされる感覚になる。
調和できないのは人間の中にある分離感が原因。それを生み出すのは強烈なエゴ。自分のエゴをシンプルにする。そしたら意外と「持つ苦しみ」から逃れられる。

2012/05/27

世の中にはすごい人たちがいる。と気づかされる一冊。
これからの社会のシフトに対して、様々なジャンルのスペシャリスト
の講演録をまとめている。
最も衝撃だったのは、神父の谷口氏。彼の人生とこれからに対する考察は非常に考えさせられるところがあった。

2012/03/08

世界を変えるにはどうしたらいいか。という問いに対するいろんな人の考えがまとめて読めるのがよかった。そのインプットを個人個人がどう生かすか(アウトプットするか)が、World Shiftの根幹な気がする。