地球をほる

川端誠【作】

• 販売会社／発売会社: BL出版
• 発売年月日: 2011/09/01
• JAN: 9784776404927

商品レビュー

2024/11/13

絵本って斬新なものが多いとは思っていたけど
この作品の斬新さも秀逸

表紙と裏表紙の絵が逆さになってて
ん？ミスプリント？な訳ないわなぁ〜
と、読み始める

縦書きではじまる
少年2人と中学生の姉の3人で
家の庭？を、どんどん掘っていく
掘り進めていくうちに、本は
斜め
斜めの斜め
斜めの斜めの斜め
横
また斜め
斜めの斜め
斜めの斜めの斜め
と、読む向きを変える

おっ！出たー！

おぇ？わ？ん？
アメリカ人…。
すげぇな小学生の計算力
信じてもらえなかったり
隣だったりしたけれど。

この時点で本は天地逆になってる。
縦書きだったのが横書きに。
日本語から英語に｛訳は書いてある｝

そしてオチ。

良い絵本だった。
面白かった。

余談
仕事で5、6歳児に途中まで読んで続きを考えてもらうために選んだ1冊。子供の発想面白い。続きを読んで最後のオチ、目を見開いてビックリする子供達。素直だなぁと感動した。

2024/08/12

2024年度　6年生　7分
つよし・けんた・けんたの姉、3人の夏休みの大冒険のお話。
なんと地面に穴をほって地球の裏側へ行こうというのです！
目的地はアメリカ。
本の後半では、現地の人と英語の会話になります。
そして、読み終わったら本自体がぐるりと回って上下が逆さまになっている、という仕掛けありの楽しい絵本。
生徒たち、内容にも英語の会話にも興味持ってくれて、この先どうなるの？
と集中して聞いてくれている様子が伝わってきました。
余談ですが、川端誠さんの別の絵本【うえきばちです】に出てくる、
のっぺらぼうの植木鉢が表紙の絵の中にあります！(小2孫が見つけました)

2024/07/06

穴を掘って地球の裏側に行こう！…というお話。掘った土はどうするの？という疑問はところどころに大きな空洞があって、そこに入れていくんだそう。
始めは縦書きだけど、掘っていくうちに少しずつ回転していって、裏側に着いた時には180度回転していて横書きに変わっている。ページをめくりにくく、どっちにめくるかわからなくなる。