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ショック・ドクトリン(下) 惨事便乗型資本主義の正体を暴く
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/09/10 |
JAN | 9784000234948 |
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ショック・ドクトリン(下)
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商品レビュー
4.4
38件のお客様レビュー
ブッシュ政権が進めたイラク侵攻と占領政策のおぞましいまでの非道さを告発。 イラクの民主主義を徹底的に破壊し、人々を捉えて過酷な拷問を加えた。その行いの根っこに新自由主義がある。 世界中を暴れ回るこの妖怪に対抗する力は何か? 著者は終章でその光明を示す。ラテンアメリカ諸国のその後...
ブッシュ政権が進めたイラク侵攻と占領政策のおぞましいまでの非道さを告発。 イラクの民主主義を徹底的に破壊し、人々を捉えて過酷な拷問を加えた。その行いの根っこに新自由主義がある。 世界中を暴れ回るこの妖怪に対抗する力は何か? 著者は終章でその光明を示す。ラテンアメリカ諸国のその後の動向、イスラエル侵攻後のレバノン国民の動向、津波被害のタイの海浜住民らの活動など。 「住民による自力復興」、「白紙(スクラッチからではなく廃品(スクラップ)から」といった言葉が印象に残る。 それらを後押しする連帯も重要であると思う。
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ショック状態を作り出し、混乱と喧騒の中、ドサクサに紛れ、私腹を肥やすアメリカ。それがアメリカ合衆国の歴史。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
と、いうことで下巻。 わたしは1976年生まれなのだが、物心ついて自分が経験してきた世界の歴史を、実際に自分が見てきたモノとは違う視座、角度から見せてくれるような内容。現代史に疎いということもあり、その辺りはめちゃくちゃ読み応えがあった。 上巻のチリをはじめとするラテンアメリカや南アフリカなんかの話は生まれる前だったり幼すぎてよく分からなかったりで正直あまりピンと来なかったけど、9.11後からのイラク戦争の話やソビエト崩壊から、今にまで至るイスラエル、パレスチナの問題は特に、一方向からしか認識していない事象というものがそこかしこに存在しているんだなという事に改めて気付かされる。 下巻を読み終えて、改めて序章を読んでみたのだが、はじめて読んだ時よりすんなりと内容が入ってきたのも面白い。 それにしても、イデオロギーというのは厄介なものだ。 一部の大企業や為政者が私腹を肥やすためだけのドクトリンなら30年も繰り返し続かない気がするんだが、もし著者の言うフリードマンのこの新自由主義的思想が一貫しているというなら、社会主義やケインズ経済へのカウンターとしてその思いが純粋すぎる故にめちゃくちゃ複雑で強固な思想に練り上げられ、それを実現させるための手法も強固で時に暴力的にさえなってしまったということなのだろうか。 作中登場した人物の中には普通に私腹肥やしまくったろーとだけ思ってる人もいるかもしれないが、それだけじゃない全体善への思いもあるはずだと思う。…と、いうかそう信じたい。 そうは言ってもやはり出来事だけ見れば20世紀後半でも尚西側の大国がやってることは帝国主義の延長ではないか、と憤慨する箇所も多々あった。 最終章で、ショックドクトリンにのまれない為には、政府にしてもらうことを待つのではなく、自身で動き、それによって自身を癒すという事例があげられていたが、これについても実際の現場では賛否あるのではないかな、とも思う。 やはり全員が納得する形での合意の形成は難しいからなぁ。 より良く世界を動かしたい。 こうすれば良くなるはずだという、強いイデオロギーを持った為政者の気持ちもわからなくもないんだよな、と読み終わった直後のぐるぐるしている頭でちょっと思ってしまった。
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