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読んでから聴く厳選クラシック名盤 新・音楽解体入門
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読んでから聴く厳選クラシック名盤 新・音楽解体入門

林田直樹(著者)

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読んでから聴く厳選クラシック名盤 新・音楽解体入門

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 全音楽譜出版社
発売年月日 2003/07/01
JAN 9784118801629

読んでから聴く厳選クラシック名盤 新・音楽解体入門

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2025/12/20

クラシック音楽の名曲名盤を紹介した本は多い。本書もその一つに分類されるが、選ばれている盤は類書とだいぶ違う。 ベートーヴェンの「英雄交響曲(第3番)」も「運命交響曲(第5番)」も「第九(第9番)」もない。本書で扱っているのは、「アダージョ・カラヤン」、「伊福部昭の芸術4 SF交...

クラシック音楽の名曲名盤を紹介した本は多い。本書もその一つに分類されるが、選ばれている盤は類書とだいぶ違う。 ベートーヴェンの「英雄交響曲(第3番)」も「運命交響曲(第5番)」も「第九(第9番)」もない。本書で扱っているのは、「アダージョ・カラヤン」、「伊福部昭の芸術4 SF交響ファンタジー」、「フジ子・ヘミングの奇蹟」などのライトなクラシック音楽が中心である。よって、クラシック愛好家よりも、クラシック音楽入門者に向いている。クラシック音楽を聴いてみようという人は、個々の曲を知らないので、コンピレーションアルバムから入る人が多いだろう。そういう人たちが、クラシック音楽を聴いていくのにあたり、ステップアップの手助けになりうる本である。 本書は下記の3部構成になっている。 第1部 コンピレーションはなぜ人々の心を捉えるか? (12~38ページ) 第2部 クラシックな音のサントラ、アニメ、ゲーム、ヒーローの音楽 (42~78ページ) 第3部 このディスクが面白い (82~236ページ) 第1部には26ページ、第2部には36ページ、第3部には154ページを割いており、第3部が圧倒的に多い。 第1部は先に挙げた「アダージョ・カラヤン」のほか、「classical ever!one」、「イマージュ アムール」などのコンピ盤が選ばれている。 第2部は先述した「伊福部昭の芸術4 SF交響ファンタジー」のほか、「ハリーポッターと賢者の石 サウンドトラック」、「千と千尋の神隠し サウンドトラック」など、サントラ盤を中心に直接クラシック音楽とは関係のない盤がチョイスされている。 第3部が本書の核で、前述の「フジ子・ヘミングの奇蹟」や、「プロコフィエフ:ピーターと狼 (小澤征爾指揮 BSO)」、「村治佳織/レスプランドール」、モーツァルト:歌曲集 (シュヴァルツコップ(S)、ギーゼキング(p))」、「ペルト:アルボス「樹」~アルヴォ・ペルトの世界 (ヒリヤード・アンサンブル、他」など、いわゆるクラシック音楽の名盤も織り交ぜた多彩なラインナップとなっている。 1ページにつき1枚のアルバムが紹介され、レイアウトは、上下に2分割されている。ページの上半分には、ジャケット写真、トラックリスト、演奏者名が載っている。下半分は紹介文で、文字数は450字程度である。第3部は声楽曲のアルバムが多く選ばれていたが、それは著者の好みなのだろう。 文章は読みやすく、内容も難しくない。1ページで完結しており、どこからでも読める。以上の点から、クラシック音楽のビギナーに優しい本だ。 私はクラシック音楽の愛好家なので、名曲名盤のような名盤紹介本は何十冊も集めている。私と同じような人が見れば、本書は物足りなく感じるだろう。クラシック音楽愛好家を対象に書かれた本ではないのだから当然だ。 クラシック音楽愛好家は、ライトクラシックのような音楽やコンピ盤を軽くみる傾向にある。だが、そういう盤を聴いてこなかった人には、見識を広げるためにお勧めできる。

Posted by ブクログ