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ペインティッド・バード 東欧の想像力7
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ペインティッド・バード 東欧の想像力7

イェジーコシンスキ【著】, 西成彦【訳】

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ペインティッド・バード 東欧の想像力7

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 松籟社
発売年月日 2011/08/01
JAN 9784879842602

ペインティッド・バード

¥770

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2025/04/08

アメリカで、初めて英語で発行されたホロコースト文学。とはいえ、読んでみるとやはり「少年に対する加虐」に対して自分がどんな反応をするのか試されている気がした。解説によればやはり、この本は加虐的な性質を持つ人たちにとっては一種のポルノ的な側面もあるという。 ラストはなかなか皮肉だなと...

アメリカで、初めて英語で発行されたホロコースト文学。とはいえ、読んでみるとやはり「少年に対する加虐」に対して自分がどんな反応をするのか試されている気がした。解説によればやはり、この本は加虐的な性質を持つ人たちにとっては一種のポルノ的な側面もあるという。 ラストはなかなか皮肉だなと思いながら、結構ストンと落ちました。

Posted by ブクログ

2022/12/12

ホロコーストから逃れるために、東欧のとある寒村に預けられた少年。だが、金髪碧眼の周囲の人間からは浮いたその風貌から、迫害を受け、村から村へと追放される。時には危険を冒し庇護下に置いてくれる人物もいたが、安寧は長くは続かず…。食糧も、家族も、居場所もない中、唯一想像力を糧として生き...

ホロコーストから逃れるために、東欧のとある寒村に預けられた少年。だが、金髪碧眼の周囲の人間からは浮いたその風貌から、迫害を受け、村から村へと追放される。時には危険を冒し庇護下に置いてくれる人物もいたが、安寧は長くは続かず…。食糧も、家族も、居場所もない中、唯一想像力を糧として生き抜かんとした少年のサバイバル小説。 とにかく残虐で凄惨という前評判だけは知っていたので覚悟していたが、冒頭の子供がリスを無邪気に生きたまま火だるまにするシーンを読んで納得。この描写がアウトなら読まない方が良い。しかも終始容赦がないのであれば、構えて、ひたすら打たれ続けるのに耐えれば良いだけなのだけど、誰かの不意打ちのような優しさで無防備にされたその直後に、ボディブローをかまされたりする。このアップダウンが一番残酷かもしれない(実際はダウンダウンダウンアップくらいのものだけど)。 しかし本作、「ホロコースト文学」と謳われているが、素直にそう捉えて良いのだろうか。少年は本当に、ジプシーやユダヤ人と勘違いされ、銃後という余裕のない環境で、ナチスの処罰を恐れた住民に迫害されたのだろうか?平時であれば、違ったのだろうか?鮮やかなペンキで塗られた鳥、「ペインティッド・バード」が、群れの仲間の元に戻された後にどうなるかを考えると、疑念を抱かずにはいられない。最も強い暴力である戦争と、最も無力である子供という対置で際立つが、そのような過酷な環境下で唯一武器となるのは、呪い・信仰・思想といった想像の力であるということを著者はただ示したかったのでは、と思った。

Posted by ブクログ

2022/12/01

映画を観た後に読んだ影響で景色がしっかりと目に浮かぶ。映像の中でヒキで撮影されたカットが本の中でも体内の状況や気持ちまでクローズアップされる事がよく分かった。これがフィクションであろうとこんな状況になっていただろうし、現在でタブーである動物や親子間での関係性(当時もタブー視されて...

映画を観た後に読んだ影響で景色がしっかりと目に浮かぶ。映像の中でヒキで撮影されたカットが本の中でも体内の状況や気持ちまでクローズアップされる事がよく分かった。これがフィクションであろうとこんな状況になっていただろうし、現在でタブーである動物や親子間での関係性(当時もタブー視されて村八分か)も当時の残虐な時代背景を上手く写り出しているように感じた。

Posted by ブクログ