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一枚のハガキ リンダブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 泰文堂 |
発売年月日 | 2011/08/05 |
JAN | 9784803002645 |
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすかったです。 戦争の話だけど、血がたくさん流れるような戦闘の描写や空襲で無惨に死んでいく場面はありません。 でも、残酷じゃないかって聞かれたら残酷です。 赤い血液はほとんど流れないけど、心の傷は相当です。 私自身が結婚したばかりなので、美江と友子 対照的な2人に感情移入して読みました。 …どっちも強いよね。 お義父さんに手を出す神経も信じられないけど、夫の弟と再婚するのも理解できない。 最後まで読んでからプロローグにもどると、「ほほぉっ!」となります。笑。 とりあえず2人が幸せに暮らしてめでたしめでたしで良かったですよね。じゃないとこの話誰1人として幸せになれない、虚無感しか残らない話になっちゃいます。 定造も恨んでないと思います、2人のことを。 手紙を託すときに、"死んだら妻をよろしく頼む"とは思ってなかったでしょうけど。
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戦争で仲間や家族を失った男女を描いた作品。 失意の中、命ある限り懸命に生きる2人に「生きる」ことの意味を突きつけられた気がする。 読み易いです。
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戦争、生き残った男啓太と、夫と家族を次々と失った知子、一枚のハガキが二人をつなぐ。「今日はお祭りですがあなたがいらっしゃらないので何の風情もありません」短い手紙が印象的。
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