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悲望 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2011/08/04 |
| JAN | 9784344417168 |
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悲望
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
どちらも面白かった。 「悲望」はストーカー小説。相手の否定的な反応を何だかんだと見過ごし少しでも肯定的な反応はどんどんポジティブに解釈し、ときには経験の浅さゆえの失策が混じりながらしつこく大胆に迫っていくさまが率直かつ自虐的に語られる。ぞくぞくするような気持ち悪さと軽快さで読んで...
どちらも面白かった。 「悲望」はストーカー小説。相手の否定的な反応を何だかんだと見過ごし少しでも肯定的な反応はどんどんポジティブに解釈し、ときには経験の浅さゆえの失策が混じりながらしつこく大胆に迫っていくさまが率直かつ自虐的に語られる。ぞくぞくするような気持ち悪さと軽快さで読んでいて笑ってしまうほど。 「なんとなく、リベラル」は、逆に「著者はこういう女性が好きだけど複雑な思いを抱いているのかな」と勘ぐってしまうような女性が主人公になっている。リベラルだけど恵まれた環境から物を言っている、かといって苦しんでいないわけでもないという女性の、リアルだが嫌味ったらしい描き方がこれまたたまらない。
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何がセクハラで何がセクハラでないか、というのは パワハラとの複合を前提にしない限り 結局は個人の主観的判断にもとづくのであって 極端なことを言えば 恋愛に関するあらゆる言説は、セクハラ認定しうるものなんである それはまあ仕方のないことだろう どうやっても苦痛にしかならない組み合わ...
何がセクハラで何がセクハラでないか、というのは パワハラとの複合を前提にしない限り 結局は個人の主観的判断にもとづくのであって 極端なことを言えば 恋愛に関するあらゆる言説は、セクハラ認定しうるものなんである それはまあ仕方のないことだろう どうやっても苦痛にしかならない組み合わせというものは 悲しいかな存在する しかしそこで、セクハラ忌避と恋愛願望を合致させようとするあまり 潔癖症になってしまっては さびしい人生が待っているばかりだぞよ といった主張が、これらの小説には見え隠れしてあり それは確かに一面、真理なのだけど だからってもちろんストーカー行為は正当化されえないし またそれによって与えられた(かもしれない)PTSDが 癒されることもないのだった 「なんとなく、リベラル」 高等遊民的な立場の人が自由主義を支持することに 欺瞞がないとはいえない それはつまり 自分がその立場から引きずり下ろされる心配はないという確信に もとづいた考えだから、なんだけど 社会全体が豊かなら、それもなんとなく許されるだろう しかし同時に、この豊かな世の中で それに迎合できない人々も確かに存在するのであった
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悲望:うーん。恋のパワーだ。中心軸のところは興味深かった。 なんとなく、リベラル:日本のアカデミズムの小さいこと。
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