メタボラ 文春文庫
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メタボラ 文春文庫

桐野夏生【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/08/04
JAN 9784167602147

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商品レビュー

3.5

34件のお客様レビュー

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2023/08/26

息苦しさを覚える描写がさすが。 とくに救いもないけど説教くさくもない。グロテスクだけど読後感はそんなに重くない。おもしろかった。

Posted by ブクログ

2018/10/09

記憶をなくした「僕」は沖縄のジャングルで何かから逃げていた。同じく逃げていたアキンツにギンジと言う名をもらい、人と出会いながら少しずつ記憶を取り戻していく。貧困、DV、LGBT、自分探しの旅、沖縄移住、基地問題、派遣・請負、外国人労働者。色々盛り込まれてお腹いっぱいながらも一気読...

記憶をなくした「僕」は沖縄のジャングルで何かから逃げていた。同じく逃げていたアキンツにギンジと言う名をもらい、人と出会いながら少しずつ記憶を取り戻していく。貧困、DV、LGBT、自分探しの旅、沖縄移住、基地問題、派遣・請負、外国人労働者。色々盛り込まれてお腹いっぱいながらも一気読み。

Posted by ブクログ

2018/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

桐野夏生さんの長編小説。 読み口が良く、一気読みしました。 ギンジ(雄太)、好きだなぁ。 不器用だけど、流れに逆らえなくなる時もあるけど、衝突するかもしれない率直な意見が言えて男気がある感じ。 最後のジェイクに見せた愛情がギンジらしい。 ミカといた時、ジェイクとミカの間に入り込めない哀れさ、そしてなんとなく健気に見えて切なかったなぁ。 ジェイク(アキンツ)は怠け者だけど憎めなくて、宮古弁が愛嬌あっていい。 愛ってそんなにいい女?笑 読んでいていつか記憶を取り戻すんだろうなぁと思っていてけど、思いがけないタイミングだった。 あと、沖縄のリゾート地ならではな風土があるのも初めて知った。 しかしイズムと釜田、かなり胡散臭い。 若者の労働力をいろんな形で搾取する大人がいて、その上にもまたいて、その上にも…と働けど働けどどうしようもない、貧困の連鎖。 いつからこんな社会になったんだろう。 ギンジの生き方は、なにも人ごとではない。 最後は希望を持とうと思えば持てる、持てないと思えば持てない終わり方。 命の火が小さくなりつつあるジェイクに、記憶を取り戻したんだと一気に打ち明けるギンジに涙が出た。

Posted by ブクログ

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